乃木希典と日露戦争の真実

僕は、司馬遼太郎が大好きです。

僕のささいな読書歴の中で、司馬作品が一番多くの冊数を占めていると思います。たぶん・・・
そして今後もこれは変わらないでしょう。

その司馬さんなんですが、全知全能でもなければ万能の人でもありません。そして、小説家であって、学者ではありません

司馬遼太郎の小説は、あくまでも小説であることを頭に入れて読むべきだと思います。

小説に書かれていることが全て真実だと思わない方がいいです
たとえば「馬がゆく」で描いた馬は実際の坂本龍馬と違う部分があります。「坂の上の雲」もそうです。

事実と違うからダメなんだと言っていません。あくまで小説として楽しめばいいし、両作品とも僕は傑作だと思っています。


それで今回の本紹介ですが、桑原嶽(くわはらたけし)の「乃木希典と日露戦争の真実」です。

野木01

桑原さんは、陸軍士官学校と中野学校で学んだあと軍に配属され、太平洋戦争を戦い、大戦後は警察予備隊そして自衛隊で役職を歴任した方です。
この履歴からわかるように軍事に精通した方で、その目から見た日露戦争の記述に違和感を感じることがあり(特に乃木希典に関するところ)、本書のもととなる文章が書かれました。それが平成2年に発行された「名将 乃木希典」で、今回新書として復刊されました。

帯の裏を撮ったのがこれ↓

野木02


なかなか面白い本でした。
旅順攻防戦そして黒溝台会戦、奉天会戦について深く知ることができました。

真珠湾

安倍首相が今夜ハワイに向けて出発します。そしてパールハーバーを訪問します。

ところで皆さん、このパールハーバーつまり真珠湾について知っていますか?

日本軍による真珠湾攻撃に至る過程

攻撃の様子

この攻撃に対するアメリカのとらえ方、利用の仕方

戦後の日米双方の歴史的評価

現在の真珠湾の様子

など


僕はゼロに近いくらい何も知りませんでした。この本↓を読むまでは、無知であったという意識さえありませんでした。

逆転ガイド

まず、ありのまま事実を知ることが大切であることを教えてくれました。

安倍さんの真珠湾訪問の意味も、この本を読むと読まないでは大きく違うだろうなと思います。

ウェルカム トゥ バールハーバー

真珠湾攻撃について知りたい方は、西木正明の「ウェルカム トゥ バールハーバー」をお薦めします。

西木

学術本でも新書でもなく、小説なので面白いですし読みやすいです。

小説なので、フィクションが入っています。100パーセント史実ではありません。でも真珠湾に関する真実がそこにあると思っています。

もんがまえ

先日の記事に書いた、部首が違うものを2つ選ぶという問題ですが、

関  開  問  間  闇  閤  閣  聞  閥  閑  閉  閲

の中で違うものは、「問」「聞」です。


僕はすべて「もんがまえ」だと思っていました。

「問」は「口」で、「聞」は「耳」だそうです。


ちなみに夏休みのドリルに出てきた問題は、“関 開 聞 の中から違う部首の漢字を一つ選べ”でした。
これを見て、「え~、みんなもんがまえだろう。問題間違いと違うか」と言っていました(笑)

漢字辞書を見て、ビックリでした。

正月読書

お正月の過ごし方は、毎年ほぼ同じです。

TVはほとんど見ません。もともとTVは見ない方なんですが、正月は特に見ません。じゃあ何をしているか?

ゴロゴロだらだらと読書です。

ゴロゴロだらだらは貴重ですよ、昨年は多忙でゆっくりする時間が少なかったから。本を読む時間も少なかったので、たまっている本がありますから。

正月読書

ドストエフスキーの「白痴」は、高校2年の時に夢中になって読んだ本。
これの前か後に「罪と罰」を読みましたが、数十ページで脱落。ぜんぜん面白くなかったのですが、「白痴」はすごく面白かったという記憶があります。その時は新潮文庫の木村浩訳。今回は新訳で、昨年11月に出た亀山郁夫訳。
今、半分ほどです。内容はすっかり忘れていて、こんな話だったかなと思いながら読んでいます。再読というよりも初めて読む小説という感じです。


苫米地英人の「明治維新という名の洗脳

歴史は勝者が作る」でしたか・・・、たしかそんな言葉があります。

歴史における勝者が、自分に都合のいいように歴史を作るのです。つまり、不都合な歴史を葬ったり、真実をねじ曲げたりして、自分たちにいいように歴史を書き換えていくのです。

実は明治政府もそれをした!というのです。

この苫米地さんの本は刺激的でした。また梅原猛、井沢元彦、関裕二などを読んできたものとして、「通説を疑え」、「時の政府の公式記録を疑え」と彼らが繰り返し著書で訴えてきたことを受け止めてきたものとして、「明治維新という名の洗脳」は重要な本であると感じました。


船戸与一の「満州国演義
満州国演義は全9巻ある大作です。
昨年は第二次世界大戦関連の本をいくつか読みましたが、そのうちの一つです。昨年8月に文庫本の第1巻が発売されると、即購入して読み始めました。9月に第2巻、10月に第3巻、そして今年1月に第4巻が発行されています。

昨年は始めの2冊だけ読んで3冊目は読まず、正月に読もうと思ってとってありました。そして、満を持して(?)読み始めたわけです。

1932(昭和7)3月の満州国建国からの話、読む者をぐいぐいと引き込んでいきます。


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