夜空を輝らすオリオンの月の小舟
今夜サッカーがありますね。ヨルダン戦、なんとしても勝ってほしいですね。
もし負けたら、明日の演奏会に響く・・・
・・・てなことは
ありませんよ(笑)
大学生の時に「とらきち」という言葉をしりました。漢字をどう使うかわかりませんが、阪神タイガースの熱烈なファンのことです。「とらきち」は阪神が負けた次の日は機嫌が悪いという話をよく聞きました。
僕はザック・ジャパンを熱烈に応援していますが、試合に負けたとしても、次の日に人に不機嫌な表情を見せることはありません。勿論ひとりでいるときはくすぶっていますけどね(笑)
今夜勝つか負けるかで、明日のモチベーションにわずかでも影響があるのは間違いありません。
さて、いよいよ明日になりました。
演奏曲はオープニング、アンコール、エンディングと合わせて十数曲になります。その中でメインになる曲が
樽屋雅徳 作曲 「夜空を輝らすオリオンの月の小舟」
youtubeには次の動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=EakL539Gj2s
作曲者による曲解説は以下の文です。
冬の夜空に輝く星、オリオン座のお話です。
海の神ポセイドンの子オリオンは、強くてたくましい狩の達人でした。
あるとき、オリオンは同じく狩の達人である、月の女神アルテミスと恋に落ちます。
2人は楽しい日々を送りますが、アルテミスの兄アポロンは、2人の関係が気に入りません。
ある日、アポロンが妹に言いました。
「いくらお前が狩の達人であっても、あの小さな岩は打てまい。」
「いいえ、簡単なことです。」
アルテミスはそう言って、見事に矢を命中させます。
しかし、彼女が打ったのは岩ではない、愛する恋人オリオンだったのです…
深い悲しみに暮れるアルテミスは、もう二度と会うことはできない恋人を、せめて星座に…と願います。
大神ゼウスはその願いを叶え、オリオンは夜空の星になりました。
そうして今でも、愛する月の女神の道をてらすため、オリオンは夜空に輝いているのです。
上記の神話をもとに場面、場面を追って作曲しました。
夜空を見上げ、オリオン座を見つけた際はこのお話とこの曲を思い出していただけたら幸いです。
航空自衛隊西部航空音楽隊委嘱作品。 (樽屋雅徳)
素敵な曲です。けれども演奏は難しい。
静謐なところ、軽快なところ、悲劇の場面、美しいメロディでアルテミスの思いを表現するところ、クライマックスなど様々な要素が含まれ、ストーリーに合わせて展開されます。
一聴して地味なんですが、一つ一つに聞きどころがあり、聞きこむほどに深さが感じられる作品であります。演奏者としても練習すればするほど、曲のよさがわかってきます。
一聴して地味、と書きましたが、明日この曲を初めて聞く人がほとんどだと思います。そういう方々にどれほど曲の魅力が伝えられるか、そこが難しいのです。
難しいと言い始めたらきりがありません。ただ心をこめて演奏するだけです。
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もし負けたら、明日の演奏会に響く・・・
・・・てなことは
ありませんよ(笑)
大学生の時に「とらきち」という言葉をしりました。漢字をどう使うかわかりませんが、阪神タイガースの熱烈なファンのことです。「とらきち」は阪神が負けた次の日は機嫌が悪いという話をよく聞きました。
僕はザック・ジャパンを熱烈に応援していますが、試合に負けたとしても、次の日に人に不機嫌な表情を見せることはありません。勿論ひとりでいるときはくすぶっていますけどね(笑)
今夜勝つか負けるかで、明日のモチベーションにわずかでも影響があるのは間違いありません。
さて、いよいよ明日になりました。
演奏曲はオープニング、アンコール、エンディングと合わせて十数曲になります。その中でメインになる曲が
樽屋雅徳 作曲 「夜空を輝らすオリオンの月の小舟」
youtubeには次の動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=EakL539Gj2s
作曲者による曲解説は以下の文です。
冬の夜空に輝く星、オリオン座のお話です。
海の神ポセイドンの子オリオンは、強くてたくましい狩の達人でした。
あるとき、オリオンは同じく狩の達人である、月の女神アルテミスと恋に落ちます。
2人は楽しい日々を送りますが、アルテミスの兄アポロンは、2人の関係が気に入りません。
ある日、アポロンが妹に言いました。
「いくらお前が狩の達人であっても、あの小さな岩は打てまい。」
「いいえ、簡単なことです。」
アルテミスはそう言って、見事に矢を命中させます。
しかし、彼女が打ったのは岩ではない、愛する恋人オリオンだったのです…
深い悲しみに暮れるアルテミスは、もう二度と会うことはできない恋人を、せめて星座に…と願います。
大神ゼウスはその願いを叶え、オリオンは夜空の星になりました。
そうして今でも、愛する月の女神の道をてらすため、オリオンは夜空に輝いているのです。
上記の神話をもとに場面、場面を追って作曲しました。
夜空を見上げ、オリオン座を見つけた際はこのお話とこの曲を思い出していただけたら幸いです。
航空自衛隊西部航空音楽隊委嘱作品。 (樽屋雅徳)
素敵な曲です。けれども演奏は難しい。
静謐なところ、軽快なところ、悲劇の場面、美しいメロディでアルテミスの思いを表現するところ、クライマックスなど様々な要素が含まれ、ストーリーに合わせて展開されます。
一聴して地味なんですが、一つ一つに聞きどころがあり、聞きこむほどに深さが感じられる作品であります。演奏者としても練習すればするほど、曲のよさがわかってきます。
一聴して地味、と書きましたが、明日この曲を初めて聞く人がほとんどだと思います。そういう方々にどれほど曲の魅力が伝えられるか、そこが難しいのです。
難しいと言い始めたらきりがありません。ただ心をこめて演奏するだけです。
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