ここの筋肉を動かすと

<窓から撮った狭い銀世界と透き通った青空> 携帯で撮ったので画質が悪いですが(苦笑)
昨日の「感覚を研ぎ澄ます」と関連ある(?)話です。
スピードスケートの清水選手が筋肉の細かいところまで意識してコントロールしようといていたことを、昨日書きました。これで思い出したこと。
小澤征爾が誰かに言ったことで、それが文章化されたものを読んだか、TVで見たかどちらかです。
(記憶が曖昧で、正確に覚えていませんが・・・)
小澤さんが指揮を教えていて「腕の○○という筋肉を使うと、オーケストラから△△の音が出てくる」と言たそうです。
プロのオーケストラは指揮者の振り方によって、音色や表情が変わるようです。
(これは実際にこの目で見て、感じたことがありません。リハーサルを見学させてもらって、肌で感じてみたいと切望しています)
だからどういう振り方をするかが大切になります。
「振る時に力が入りすぎたから、音がきたなくなった」と小澤さんは言っています。これは何となくわかります。
だけど筋肉名を具体的に出して、それを使えばこうなるというのは驚きです。仮に僕が指揮教室でそう指導されたら戸惑うでしょう。
(ここで腕の動きだけに限定して書きます)
奏者に腕や棒の動きで音楽を伝える。これは僕が常に気をつけ、追求していきたいと思っていることです。
でもその時にどういう筋肉を使ってどう動かす、という意識というか感覚はありません。
けれども、より表現力のある振り方、よりニュアンスを細かく出せる動きができるために、筋肉の細かい使い方を教えてもらえるなら、教えを乞いたいと思います。
音楽の美的表現と筋肉の動きという即物的なものの組み合わせに違和感を覚えつつも・・・
すみません、明日は休みます。
12月は多忙です、これからますます多忙になります。なんとか毎日更新してきましたが、これからは厳しくなります。時間を見つけて書き続けたいと思うのですが、そうならない場合があります。ご容赦ください。
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