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必要になったら電話をかけて(1)

レイモンド・カーヴァーの作品への初レビューです。

村上春樹が「偏愛する」と言っている作家です。個人で全作品を訳し、全集を作ったほどの入れ込みようです。
昨年から村上春樹に入り込んだ僕は、今年に入って読み残しの作品を読むよりも横道にそれていきました。つまり彼の翻訳作品を片っ端から読むようになったのです。

(これは内田樹の『羊をめぐる冒険』はチャンドラーの『ロング・グッドバイ』のリライトで、『ロング・グッドバイ』はフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』のリライトだという言葉がきっかけです)

こうして村上訳のアメリカ文学の森へ入っていきましたが、カーヴァーは外すことのできない最大の作品群となります。

ようやく先月から取り掛かりました。書店には全集がおいてないので、Amazonで中古を購入して読み始めたのです。(第1巻の『たのむから静かにしてくれ』)

カーヴァーは短編作家です。10ページとか20ページという作品がほとんどなんですが、一つ一つが強烈というか鮮烈なんです。

こういうことってあるよな!

と、
・過去のちょっとやばい経験
・すごいまずい場面だったよな、といえるもの
・あるとき魔がさしてやってしまった、あるいは思ってしまった
など、自分の過去の経験を思い出させるのです。

倫理的な判断基準や正義という観点からいくと一刀両断のもとに裁かれる題材が多いです。
でも、人間て汚い部分や醜い部分をいっぱい持っているじゃないですか。カーヴァーの作品はそこを刺激して、強烈に印象付けるのです。

心に焼きつけられたイメージはしっかり残ります。

ここが凄いと思いました。



・・・すみません。前振りが長くなりましたね(苦笑)
本題の「必要になったら電話をかけて」は次回に書きます。

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まとめtyaiました【必要になったら電話をかけて(1)】

レイモンド・カーヴァーの作品への初レビューです。村上春樹が「偏愛する」と言っている作家です。個人で全作品を訳し、全集を作ったほどの入れ込みようです。昨年から村上春樹に入り込んだ僕は、今年に入って読み残しの作品を読むよりも横道にそれていきました。つまり彼...

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