副次的に見えることこそ

「副次的に見えることこそ、じつは秘中の秘、というのは政治社会の常識である」

と永井路子は「岩倉具視」書いています。(P43)

これは日常生活や仕事の面でもあることですね。

表向きの要件と裏の要件の使い分けです。
自分にとって一番大事な要件だけども、それを表に出すと露骨だったり、どぎつかったりする場合、また相手にさとられたくない場合、相手にとってもこちらにとっても微妙な問題であったりする場合などに使います。
表向きの話をメインのようにしていき、どこかでさりげなく裏の要件を入れる。さらりと流して、こちらにとっての最重要要件と思わせない。

そういったことなんですが・・・
今回の鳩山さんのイラン訪問は、実はそうだったりして・・・、と勘繰ってみました。
鳩山さんにそんな芸当ができるとは思われませんが、随行していった人がイラン側の重要人物と接触して、日本にとっての重要案件をイラン側と協議・・・
といったことも考えてみました。

まったくの空想ですよ。悪しからず(笑)


さて「岩倉具視」では、堀田正睦が外交問題で朝廷へ出かけたことについて考察しています。
メインテーマが外交問題という触れ込みですが、永井さんは「副次的に見えることこそ、じつは秘中の秘」ということで、サブテーマに見えた将軍継承問題が最重要問題と見ているのです。

堀田正睦は慶喜派で、上洛して朝廷から「将軍は慶喜を」というお墨付きをもらい、泥沼化していた将軍継承問題のけりをつけたかった、と。

結果はどうであったか。
朝廷は「それにふさわしい人」とだけ言って、はっきりした言質を与えていません。

安政5年(1858年)
4月20日 堀田江戸着
4月23日 井伊直弼大老就任
5月1日 将軍継嗣は紀州の慶福と決定。(慶喜派の堀田は敗北)
となりました。

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