マーラーの交響曲

金聖響と玉木正之による「マーラーの交響曲」を読みました。

マーラー
「ベートーヴェンの交響曲」に始まった第3弾です。

ここでの聖響さんは熱いです。なんといっても、マーラーをベートーヴェンにつぐ作曲家として評価しているところからもそれがうかがえます。

小見出しに「全てが異次元の音楽」とか「総合芸術的であり、オペラ的であり」といったものがあれば、「はじめてベートーヴェンを超えた音楽」という言葉も出てきます。
そんなとらえ方をしていなかった僕は、たじろぐばかりです(笑)

1番から順に並べられていて、それぞれに解説と熱い語りがあります。マーラーの独創性や斬新さがかいてあるくだりはなるほどを納得することが多くありました。

マーラーが大好きな方は大いに共感して読めるんではないでしょうか。それほどでもという方は、あっさりと読めるかもしれません。
つまりマーラーへののめり込み方によって、受け止め方が違ってくると思います。僕の場合、数年前にようやくマーラー・アレルギーを克服でき、少しずつなじんでいるものには聖響さんの熱さについていけないところがあります。


今思ったんですけど、マーラーって毒というか麻薬というか(ワーグナーにもありますが)、そういうものを持っていると思います。それに強烈に惹きつけられる人と反発する人がいる・・・。

よくわかりませんが、そんな感じを持っています。それがこの本にも反映されているような・・・

今の僕は、強烈に惹きつけられつつも、どこか反発あるいは拒否するものがあります。
そう、どっぷりマーラーにつからないのです。

それがこの本に対する感想に関係しているのかもしれません。



ところで金聖響さんを僕は生で見ました。
何年前だったか忘れましたが、シエナ・ウィンドオーケストラを指揮したコンサートを聞いたのです。我が町から車で1時間ばかりの距離にある田舎の小都市で演奏会があったのです。

曲は吹奏楽オリジナルとジョン・ウィリアムズ作品。
シエナは無茶苦茶うまかった。アマチュア吹奏楽団に所属するものとして、プロの楽団の凄さをまざまざと感じました。
聖響さんの曲作りは抑制のきいたもので、もうちょっとパワフルにしてもいいんじゃないかという不満もちらり。

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No title

こんばんは

この本、読もうか読むまいか迷ったあげく今は読んでません。というのもマーラーの交響曲に少々飽きてきまして興味が薄れてきたからです。飽きる前まではどっぷりはまっていまして、マーラーはベートーヴェンを超えたのではないかと私も思っていました。が、今ではベートーヴェンを超えたとは思っていません。それどころか、マーラーよりブルックナーの方が偉大だと思っています。
なにやら変なコメントになってしまってすみません。

マーラー

kurt2 さん、こんにちは。

>マーラーの交響曲に少々飽きてきまして興味が薄れてきたからです<
なるほど。
今の僕は少しずつ近づいています。数年後どうなっているかわかりません。どっぷりはまっているか、飽きてくるか。


“ベートーヴェンを超える”に関してはどうなんでしょう?
交響曲は好きでいろいろと聞きますが、音楽学については知識がないのでよくわかりません。知的なところは弱くて・・・(苦笑)

>マーラーよりブルックナーの方が偉大だと思っています<
わかるような気がします。

観点を変えて、相性という点で言うと、
マーラーの合間にブルックナーを聞いたときなんか「ああ、僕はブルックナーの方が相性が合うし、好きなんだ」と思います。
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