クーべリックのシューマン
このブログの主は、ラファエル・クーベリックは大好きだ。
レコード時代の終わりに発売されたモーツァルトの後期6大交響曲はすべて購入し、ずっと愛聴盤であったようだ。
しかしCD時代になり、家でレコードが再生できなくなると、ただの粗大ゴミになったと悲しい顔をしていた。ゴミだからといって捨ててないない。「取り出されることにない宝物だ」と、わけのわからないことを言ってレコード棚に並べている。
HMVを利用するようになって、クーベリックが指揮したCDが発売されると「欲しくな~、欲しくな~」と連発。趣味にお金をいくらでも使っていいなら全部揃えるぐらいの勢いだ。しかし現実はそうではない。ふところが寂しいのは俺様がよく知っているから(笑)
HMVに“お気に入りリスト”というのがあるけど、簡単に言えば購入予備軍だ。
“よんちゃん”とミスマッチな名前をつけているこのおじさんは、買いたいCDがいっぱいあるんだね。どんどん予備軍が増えてる。
その流れを書いておくとね・・・
買うと決めた時は、リストに上がったCDを見比べ、ぶつぶつ言いながら難しい顔をしている。
結果、「財布と相談した結果、申し訳ないが次回になる」と言われたCDは泣く泣くにお気に入りリストの所定の位置に行き、再び順番待ち。
リストには少しずつ増えるけど、購入にいたらず毎回「次回に・・・」と言われたCDたちがどんどんとたまっていく。
と、そこへバイエルン放送交響楽団と録音したモーツァルト、シューマン、ブルックナーの交響曲集(7CD)が、昨秋発売されたんだ。

レコードも持っている、1枚もののCDでも買った。ん~、ダブるな~と呻いていたけど、何のことはない、あっと言う間お気に入りリストの第1位にランクインさせた。
長い間順番待ちしていたお歴々はブーブー文句を言う。しかしこのBOXセット、肝が据わっていたね。涼しい顔をしながら1位の席を譲ろうとしない。
そうして購入に至ったんだね。
だけど哀しいことに、シューマンはやっかいもの扱いだった。
モーツァルトとブルックナーがほしくて買ったBOXセットで、シューマンなんかなくてもよかったのにと呟いたのを俺様は聞いた。
これは聞く順番にも表れた。7枚中の4番5番であったのに、他の5枚が聞き終わってもしばらく放置されていた。
未聴はよくないよなと言って、義務感のようにして取り出しCDラジカセにセット、再生ボタンを押した。
しばらく聞いていたら、なんか声を出している。意味不明な発音だ。
そのうち「いいねェ」と言い出した。
なんだ、厄介者じゃないのかと俺様は首をひねる。
聞いている様子をみるとすごく気に入っているようだ。
この日は1番と2番の交響曲だたけど、次の日は3番と4番がCDを取り出した。期待感が見て取れる。
音楽が流れだす。
聞いている。
「いいなぁ」と言っている。
シューマンの音楽はピンとこないと言っていたのは嘘か!と突っ込みたくなる。
「相性だな」と言い出す。
何を言い出す、このおじさん。
「クーベリックとバイエルン放送交響楽団とシューマンの3者の相性がいいんだ!」と一人悦に入ってしゃべっている。
俺様にはよくわからないけど、こんなことは珍しいのでちょいと記録しとこうかと思って書いとくよ。
この文章、あのおじさん削除しないだろうね(笑)
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レコード時代の終わりに発売されたモーツァルトの後期6大交響曲はすべて購入し、ずっと愛聴盤であったようだ。
しかしCD時代になり、家でレコードが再生できなくなると、ただの粗大ゴミになったと悲しい顔をしていた。ゴミだからといって捨ててないない。「取り出されることにない宝物だ」と、わけのわからないことを言ってレコード棚に並べている。
HMVを利用するようになって、クーベリックが指揮したCDが発売されると「欲しくな~、欲しくな~」と連発。趣味にお金をいくらでも使っていいなら全部揃えるぐらいの勢いだ。しかし現実はそうではない。ふところが寂しいのは俺様がよく知っているから(笑)
HMVに“お気に入りリスト”というのがあるけど、簡単に言えば購入予備軍だ。
“よんちゃん”とミスマッチな名前をつけているこのおじさんは、買いたいCDがいっぱいあるんだね。どんどん予備軍が増えてる。
その流れを書いておくとね・・・
買うと決めた時は、リストに上がったCDを見比べ、ぶつぶつ言いながら難しい顔をしている。
結果、「財布と相談した結果、申し訳ないが次回になる」と言われたCDは泣く泣くにお気に入りリストの所定の位置に行き、再び順番待ち。
リストには少しずつ増えるけど、購入にいたらず毎回「次回に・・・」と言われたCDたちがどんどんとたまっていく。
と、そこへバイエルン放送交響楽団と録音したモーツァルト、シューマン、ブルックナーの交響曲集(7CD)が、昨秋発売されたんだ。

レコードも持っている、1枚もののCDでも買った。ん~、ダブるな~と呻いていたけど、何のことはない、あっと言う間お気に入りリストの第1位にランクインさせた。
長い間順番待ちしていたお歴々はブーブー文句を言う。しかしこのBOXセット、肝が据わっていたね。涼しい顔をしながら1位の席を譲ろうとしない。
そうして購入に至ったんだね。
だけど哀しいことに、シューマンはやっかいもの扱いだった。
モーツァルトとブルックナーがほしくて買ったBOXセットで、シューマンなんかなくてもよかったのにと呟いたのを俺様は聞いた。
これは聞く順番にも表れた。7枚中の4番5番であったのに、他の5枚が聞き終わってもしばらく放置されていた。
未聴はよくないよなと言って、義務感のようにして取り出しCDラジカセにセット、再生ボタンを押した。
しばらく聞いていたら、なんか声を出している。意味不明な発音だ。
そのうち「いいねェ」と言い出した。
なんだ、厄介者じゃないのかと俺様は首をひねる。
聞いている様子をみるとすごく気に入っているようだ。
この日は1番と2番の交響曲だたけど、次の日は3番と4番がCDを取り出した。期待感が見て取れる。
音楽が流れだす。
聞いている。
「いいなぁ」と言っている。
シューマンの音楽はピンとこないと言っていたのは嘘か!と突っ込みたくなる。
「相性だな」と言い出す。
何を言い出す、このおじさん。
「クーベリックとバイエルン放送交響楽団とシューマンの3者の相性がいいんだ!」と一人悦に入ってしゃべっている。
俺様にはよくわからないけど、こんなことは珍しいのでちょいと記録しとこうかと思って書いとくよ。
この文章、あのおじさん削除しないだろうね(笑)
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