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魂にメスはいらない

心理学に少し興味があります。

河合隼雄さんに一時期集めていました。

そう、読んだのではなく、買い集めていました(苦笑)
読もうと思って買うのですよ、でも買うだけに読まないんですね・・・

今年になって、あるとき「そうだ、河合隼雄さんの本を読もう」という気持ちになりました。そうしたら、このチャンスは逃してはならないとばかりに本棚の前に行って、いくらかある河合さんの本を睨みました。
そうして取り出してきたのが、これ↓
          21S7SDR2ZZL__AA115_.jpg
ちょっとずつ読んで1ヶ月以上かかりました。

詩人の谷川俊太郎が質問して、河合さんが答えるという対話形式で、わかりやすく書いてあるのですが、僕の頭には難しかった。
ほとんど頭に残っていません。日頃使わない脳細胞の一部をわずかでも動かしただけでも価値ありとすべきと言いたいほどの惨憺たるもの。

これは、この本の文句を言っているのではないですよ。自分の理解力のなさが原因です。

その中でも印象的なところがあったので、そこの引用をします。

ユング派の心理療法に「箱庭療法」というのがあります。
「箱庭」を作ることで、その人の内面が表現されるのです。
実例が写真入りで説明されていました。その一つの例を使って、作る人の「日常的世界」と「非日常的世界」が出てくるといわれ
「日本人の場合は、自分は別に仏教とか神道とか信じていないと思っていても、箱庭をつくるような場になるとそういうものがでてきますね。
自分の非常に奥深いところに、非日常的な自分でもわからないものが存在して~」(P157)

日本人って何だろう?というのは、常に僕の中にある問いで、この言葉が僕のなにかにヒットしました。

日本人の心の奥底にあるものは何だろう? 
日本人の宗教とは?
一生つきつめて考えても答えが出ないだろうけど、(突き詰めようとする学者根性は僕にはありませんが)たまに考えます。


もうひと一つ。
日本人にとって天皇はグレートマザー”というタイトルで書かれた数ページの文章。

グレートマザーを検索すると http://www5f.biglobe.ne.jp/~lerxst21/rush/anima.html に説明がありました。

「グレートマザーはすべてを抱きかかえて育てるという面

  と

 すべてをのみこんで殺してしまうという面
  
 と、あくまで両方をあわせもっている」 (P224)

「天皇は母親的でもあるんです。そこが、日本の天皇制を理解するとき、ものすごく難しいところなんです。

天皇制を論理的に批判しようとする人は、西洋のモデルを使うでしょう (中略)

ローレンス・ヴァン・デル・ポストという人が、日本の天皇のことを『雄の女王蜂』と書いていますが、非常にうまい表現ですね。天皇というのはグレートマザー的な投影を持っているでしょう。
日本人の非常に深い心性とつながっているわけですから、天皇制はなくならないんですよ。
そういうことも全部含めて考えていかないと、天皇制を批判することはできないとぼくは思っています」(P227~228)

この本が出版されたのは1979年です。天皇制批判の状況はこの当時と今では違います。そこを考慮して読んでください。

日本の歴史大好き人間である僕にとって、「日本における天皇制」「日本人にとっての天皇」というのは重要なテーマです。これまで歴史というフィルターでしか考えたことがなかったので、心理学からのアプローチは非常に新鮮です。

これは斬新な考え方だ!と一人喜んでいます(爆~)


すみません、いつものように引用ばかりで。
印象的な言葉に出会っても、そこから広がらないんですよ(哀)

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