言葉の皮を剝ぎながら

「言葉の皮を剝ぎながら」

これ、ある本のタイトルですけど、どぎついですね。

その本に、こんなことが書かれています。
言葉は虚偽の衣装を纏う曲者である」と。
あなたならどう反応しますか?

前後の文脈から切り離して引用したものですが、これだけを読むと否定的な反応をする人が多いのではないでしょうか?

しかし、歴史をねつ造したり、歪曲するとき、また真実を覆い隠すときに使われる「言葉」について言及したものだとわかれば、ああなるほどと納得されるかもしれません。


ということで、1年前に買った本で今頃読み始めた本の紹介です。
「翔ぶが如く」第2巻を読んでいる途中に思いだし、読了後第3巻に進まず、こちらのページを開けました。
岩倉1

永井路子「岩倉具視」

副題に“言葉の皮を剝ぎながら”とあります。

岩倉具視の倒幕にむけた暗躍を追いつつ、幕末の政争を描いています。
まだ60ページほどしか読んでいませんが、ブログの題材になるものがたくさん出てきました。書きたくて仕方がありません。こらえ性のない人間なので、読み終えるまで我慢できません(笑)

まず「尊王攘夷」「佐幕」「王政復古」「明治維新」といったキーワードをあげ

「言葉は思いがけないほど虚偽の衣装を纏っていることが多い (中略)

 明治を語る言葉は、まだ衣装を剥ぎとられていない」と。


永井さんは、言葉という「衣装がみごと実態を覆いかくすことさえある」と言います。だから、言葉の皮を剥ぎとっていくと。


歴史の通説や教科書的な説明に飽き足らないものとして、この本は刺激的な内容がたくさんあります。
物事は綺麗ごとや美辞麗句では動きません。歴史ものを読むとよくわかります。
“生々”“どろどろ”したところがいっぱいあります。そこのうねうねとした実相が知りたいのです。「岩倉具視」は、そのあたりをよく伝えてくれる本です。


今日はここまで。
次回は個人的に面白いと思ったことを抜粋していきます。

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