この人はそれをやらないわけにはいかないのだ
22日天皇皇后両陛下は水戸室内管弦楽団のコンサート(小澤征爾 指揮)を鑑賞されました。
小澤さんは健康不良で、曲順を入れ替えて後半1曲だけを指揮しました。
このニュースを読んで、まだ体力が戻っていないんだ、大丈夫かなと思いました。
昨年のサイトウ・キネン・フェスティバルでも体調不良でキャンセルをいくつかしています。NHKのドキュメンタリー番組「執念」で、その様子をうかがうことができましたが、体力の限界あたりで指揮しているのを見ると、まさに命削ってやっている姿に怖ろしささえ感じました。
しっかり静養して、もっと体力が戻ってからすればいいのにと思いますが、小澤さん本人はそうしようとしません。これについてあれこれ思っていると、村上春樹の言葉が浮かんできました。
「小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾×村上春樹」

の「始めに―小澤征爾さんと過ごした午後のひととき」に
「この人はそれをやらないわけにはいかないのだ」
と書いています。
21~23ページにある文の一節です。
僕がよくする一部引用でつなげてもいいのですが、そうすると月並みなものになるし、かといって全部引用しるのも長い。(3ページをまるまる引用するのも、著作権的にはヤバいような気がします)
なので、あえて一節だけの引用にとどめます。
2010年11月から翌年7月まで、村上さんはじかに見ることがありました。
その間の小澤さんの活動に対して、周囲(医師、家族、友人など)は止めました。しかし、小澤さんはやりました。
この姿をみて「この人はそれをやらないわけにはいかない」、そういう人なんだと実感したというのです。
これは生で接しないと感じないことでしょうね。
個人的なことを言いますが、
中学生のとき、音楽の先生から勧められて「オーケストラがやってきた」を見ました。山本直純さんが司会をしていて、小澤さんはその番組にに何回も出演しました。僕はそのときからの小澤ファンです。
→ ファン歴は長い。
高校で指揮者をするようになって手本にしたのが、小澤さんやカラヤンです。
→ 指揮の師匠です。
だから、無理せずに末永く指揮活動をしてほしい。
しかし、無理して限界ギリギリのところを走り続けるでしょうね。
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小澤さんは健康不良で、曲順を入れ替えて後半1曲だけを指揮しました。
このニュースを読んで、まだ体力が戻っていないんだ、大丈夫かなと思いました。
昨年のサイトウ・キネン・フェスティバルでも体調不良でキャンセルをいくつかしています。NHKのドキュメンタリー番組「執念」で、その様子をうかがうことができましたが、体力の限界あたりで指揮しているのを見ると、まさに命削ってやっている姿に怖ろしささえ感じました。
しっかり静養して、もっと体力が戻ってからすればいいのにと思いますが、小澤さん本人はそうしようとしません。これについてあれこれ思っていると、村上春樹の言葉が浮かんできました。
「小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾×村上春樹」

の「始めに―小澤征爾さんと過ごした午後のひととき」に
「この人はそれをやらないわけにはいかないのだ」
と書いています。
21~23ページにある文の一節です。
僕がよくする一部引用でつなげてもいいのですが、そうすると月並みなものになるし、かといって全部引用しるのも長い。(3ページをまるまる引用するのも、著作権的にはヤバいような気がします)
なので、あえて一節だけの引用にとどめます。
2010年11月から翌年7月まで、村上さんはじかに見ることがありました。
その間の小澤さんの活動に対して、周囲(医師、家族、友人など)は止めました。しかし、小澤さんはやりました。
この姿をみて「この人はそれをやらないわけにはいかない」、そういう人なんだと実感したというのです。
これは生で接しないと感じないことでしょうね。
個人的なことを言いますが、
中学生のとき、音楽の先生から勧められて「オーケストラがやってきた」を見ました。山本直純さんが司会をしていて、小澤さんはその番組にに何回も出演しました。僕はそのときからの小澤ファンです。
→ ファン歴は長い。
高校で指揮者をするようになって手本にしたのが、小澤さんやカラヤンです。
→ 指揮の師匠です。
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