日本男児
長友佑都の「日本男児」を読みました。

今、日本のサッカー選手で、世界のトップレベルのチームに所属し、しかもレギュラーの座をしっかりつかんでいるのは長友しかいないでしょう。
その秘密がこの本にあると思いました。
一言でいうと、“物の考え方”です。各界で成功している人たちと共通するようなポジティブ思考にあると思いました。
この本には、長友の子供の頃からインテルで活躍している今年春までの流れを追いながら、いたるところにポジティブな言葉がちりばめられています。ちょっと拾ってみますと
「自分の弱さ、弱点を見つける感度は鈍らせたくない。弱点が見つかれば、また成長できる。逆にそれを見つけられなければ、このまま止まってしまう」(P40~41)
「“努力する才能”がないと、成長出来ないと思う ~ “努力する才能”とは、努力を躊躇わない勇気でもある」(P60)
「どんなハードトレーニングも、これを達成すれば、前進出来ると思えるから頑張れる。わずかな一歩であっても嬉しい。小さな幸せを意識するからこそ、努力も継続できる。幸せを感じれば、気持ちも自然とポジティブになる。冷静に現実を見つめる力も必要だけど、悲観的な感情はマイナスになるだけだ」(P88)
「現状に満足していたら、上には行けない。成長出来ない」(P96)
「サッカーにはミスはつきものだ。 ~ 重要なのはなにが起きても平常心でいることだ。ミスを受け入れ、気持ちを切り替えて、やるべきプレーを精一杯行う」(P116)
「壁にぶつかったときこそ、成長のチャンスだ」(P145)
「僕は自分の未来像、なりたい時分像をいつも意識している」(P155)
「好調なときこそ、来るべき困難を想定した準備をすべきだ」(P157)
長友のすごいところは自己分析力だと思います。自分を冷静に客観的に見ています。目指す方向を見据えながら、今の自分に足りないところを見つけ、克服していきます。この本ではあっさりと書いてありますが、課題への取り組み方や練習メニューはかなり綿密であるように思われます。
目標達成のために細分化されたステップを一段一段上っていきスキルアップしていく。それらが積み重なって今の活躍になっていきます。
大きなケガがなければ、さらにレベルアップしていくでしょう。「世界一のサイドバックになる」という目標も達成可能に思えてきます。
長友佑都のファンで、自分を勇気づけたいと思う人にはお勧めの本です。
一点だけ文句を言わせてください。
本のタイトルの「日本男児」はミスマッチな気がします。僕が持つ“日本男児”のイメージと長友のポジティブ思考が重ならないのです。これは編集者に問題ありで、長友には関係ありません。
それにしても25歳の若者には舌を巻きました。
インテルに入って、身近でトッププレーヤーを見ることで、「心に余裕を持つこと」の大切さを学び、「心を磨くこと」の重要さも知りました。
今後がますます楽しみです。
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今、日本のサッカー選手で、世界のトップレベルのチームに所属し、しかもレギュラーの座をしっかりつかんでいるのは長友しかいないでしょう。
その秘密がこの本にあると思いました。
一言でいうと、“物の考え方”です。各界で成功している人たちと共通するようなポジティブ思考にあると思いました。
この本には、長友の子供の頃からインテルで活躍している今年春までの流れを追いながら、いたるところにポジティブな言葉がちりばめられています。ちょっと拾ってみますと
「自分の弱さ、弱点を見つける感度は鈍らせたくない。弱点が見つかれば、また成長できる。逆にそれを見つけられなければ、このまま止まってしまう」(P40~41)
「“努力する才能”がないと、成長出来ないと思う ~ “努力する才能”とは、努力を躊躇わない勇気でもある」(P60)
「どんなハードトレーニングも、これを達成すれば、前進出来ると思えるから頑張れる。わずかな一歩であっても嬉しい。小さな幸せを意識するからこそ、努力も継続できる。幸せを感じれば、気持ちも自然とポジティブになる。冷静に現実を見つめる力も必要だけど、悲観的な感情はマイナスになるだけだ」(P88)
「現状に満足していたら、上には行けない。成長出来ない」(P96)
「サッカーにはミスはつきものだ。 ~ 重要なのはなにが起きても平常心でいることだ。ミスを受け入れ、気持ちを切り替えて、やるべきプレーを精一杯行う」(P116)
「壁にぶつかったときこそ、成長のチャンスだ」(P145)
「僕は自分の未来像、なりたい時分像をいつも意識している」(P155)
「好調なときこそ、来るべき困難を想定した準備をすべきだ」(P157)
長友のすごいところは自己分析力だと思います。自分を冷静に客観的に見ています。目指す方向を見据えながら、今の自分に足りないところを見つけ、克服していきます。この本ではあっさりと書いてありますが、課題への取り組み方や練習メニューはかなり綿密であるように思われます。
目標達成のために細分化されたステップを一段一段上っていきスキルアップしていく。それらが積み重なって今の活躍になっていきます。
大きなケガがなければ、さらにレベルアップしていくでしょう。「世界一のサイドバックになる」という目標も達成可能に思えてきます。
長友佑都のファンで、自分を勇気づけたいと思う人にはお勧めの本です。
一点だけ文句を言わせてください。
本のタイトルの「日本男児」はミスマッチな気がします。僕が持つ“日本男児”のイメージと長友のポジティブ思考が重ならないのです。これは編集者に問題ありで、長友には関係ありません。
それにしても25歳の若者には舌を巻きました。
インテルに入って、身近でトッププレーヤーを見ることで、「心に余裕を持つこと」の大切さを学び、「心を磨くこと」の重要さも知りました。
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