アメリカについて
先日書いた「米男嫌米女」の続きです。そして今日の記事は「映画の構造分析」(内田樹 著)からの引用がほとんどになります。
前回引用した「アメリカの男はアメリカの女が嫌いである」(P207)や「アメリカの女性嫌悪は20世紀アメリカの病である」(P232)といった言葉は、僕を驚かせきました。それが衝動のようになって記事を書かせました。
今回は、「日本はアメリカとうまく付き合っていかなければならない、そのために知っておいた方がいい」という思いが文章を書かせています。
僕はアメリカのPOPSは好きです。あっけらかんとして、湿り気や暗さや翳りがないのがいいのです。これを逆に言うと“単細胞的”なところが好きということになります。
関連して、我が吹奏楽団の重鎮Sさんは「演奏会のプログラムがアメリカの曲に偏るのはよくない」と言われます。たしか、単細胞的だったり深みがないというのが理由だったと思います(記憶が曖昧)
内田さんは言います。
「アメリカという国の文化には、ヨーロッパのように、一人の人間が『信じかつ信じない』とか『空想的でありかつ現実的である』とか『正義漢でありかつ悪者である』というような重層的な人間的成熟を評価する社会的基盤がありません」(P166)
青字にしたところは、わかったようなわからないような表現ですが、それは横に置いておいて、重層的な人間的成熟というのが大切だと思います。
それからアメリカ人の思考パターンとして
「『アメリカでは・・・である』という事態について、それを厳密な検証手続き抜きで『世界全体では・・・である』というふうに拡大適用すること、これは現代アメリカ人に固有の思考上の『奇習』である」(P210)
また
「“グローバリゼーション”とは、アメリカのローカル・スタンダードを世界標準にしようという価値観の一元化運動のことである」(P211)
他に引用したい言葉がありますが、ここでとどめておきます。
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前回引用した「アメリカの男はアメリカの女が嫌いである」(P207)や「アメリカの女性嫌悪は20世紀アメリカの病である」(P232)といった言葉は、僕を驚かせきました。それが衝動のようになって記事を書かせました。
今回は、「日本はアメリカとうまく付き合っていかなければならない、そのために知っておいた方がいい」という思いが文章を書かせています。
僕はアメリカのPOPSは好きです。あっけらかんとして、湿り気や暗さや翳りがないのがいいのです。これを逆に言うと“単細胞的”なところが好きということになります。
関連して、我が吹奏楽団の重鎮Sさんは「演奏会のプログラムがアメリカの曲に偏るのはよくない」と言われます。たしか、単細胞的だったり深みがないというのが理由だったと思います(記憶が曖昧)
内田さんは言います。
「アメリカという国の文化には、ヨーロッパのように、一人の人間が『信じかつ信じない』とか『空想的でありかつ現実的である』とか『正義漢でありかつ悪者である』というような重層的な人間的成熟を評価する社会的基盤がありません」(P166)
青字にしたところは、わかったようなわからないような表現ですが、それは横に置いておいて、重層的な人間的成熟というのが大切だと思います。
それからアメリカ人の思考パターンとして
「『アメリカでは・・・である』という事態について、それを厳密な検証手続き抜きで『世界全体では・・・である』というふうに拡大適用すること、これは現代アメリカ人に固有の思考上の『奇習』である」(P210)
また
「“グローバリゼーション”とは、アメリカのローカル・スタンダードを世界標準にしようという価値観の一元化運動のことである」(P211)
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