戦乱と文化の興隆

渡部昇一「日本の歴史」〈第3巻〉戦国篇― 戦乱と文化の興隆
を読みました。
41vd23MUxNL__SL500_AA300_.jpg
日本通史の本が何種類あるか知らないけど、渡部昇一著「日本の歴史」は肩ひじ張らずに読めて楽しめるという点で、最右翼と言えるでしょう。

「日本の歴史を語りつくす」というような連続講演会があって、そこで渡部さんがしゃぺる。録音された内容を文章化する(いわゆくテープおこし)、そして出来上がった本という気がします。
澱みがなく、一流の語り手の話し手の語りを聞いているような錯覚におちいります。

今回の「戦乱と文化の興隆」は、応仁の乱から秀吉の死までが範囲です。
その中で多くのページを割いているのが豊臣秀吉です。渡部さんは秀吉が好きなんでしょうね。全体の3分の2が秀吉関連です。

ここで客観的でないという批判もできますが、この本は“読み物”で“学術書”でないと割り切れば、あまり気になりません。


一番興味深かったのが、文禄の役と慶長の役の話です。この2つの戦役について何も知らなかったので、「へ~、そうなのか」とうなずきながら読んでいました。

渡部さんが紹介している本で、徳富蘇峰の『近世日本国民史』の「豊臣氏時代 朝鮮役」3巻があります。

徳富蘇峰は古文書も漢文もスラスラ読めた人で、日本だけでなく李氏朝鮮や明の史料も読んでいるからです。しかも非常に公平に書かれた本であると渡部さんは言っています。


ちなみに『近世日本国民史』は全部で100巻あるそうですよ。講談社学術文庫で出ています。どれくらい出版されているかわかりませんが。

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

よんちゃん

Author:よんちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード