虚構

昨日の続きです。

「回転木馬のデッド・ヒート」の<解題>にこうありました。

「テーマは『聞き書き』だった。書いているのは『僕』という一人称だが、話をするのは誰か他の人間である。僕はその話を聞いているだけだ。

しかしこれらは ― 今だから告白するけど ― 全部創作である。

これらの話には一切モデルはない。隅から隅まで僕のでっちあげである」


えっ?ウソやろ! すべて事実として受け止めていたのに・・・

連作短編として「IN POCKET」に1983年10月から始まり翌年の12月に終わり、単行本として1985年10月に発売されています。その際に「はじめに~」が書かれています。「村上春樹全作品1979~1989 第5巻」は発売が1991年1月。そう5年3ヶ月の間、読者をだまし続けていたのです。

お見事!

小説はフィクションのジャンルに入ります。フィクションとは虚構、まさにウソであり、作りごとの世界です。
村上春樹は見事に騙してくれました(笑)

そして、この僕も「風のように」を読んでくださる方をだましました、1日分だけ(笑)
どれだけ効果的にウソがつけるかを考えて、昨日と今日の文章を練ったのですが、うまくいきませんね(爆~)


しかし、次から真面目ですよ。
村上春樹は<解題>で、続きの文章としてこう記しています。

「僕がこの連載でやろうとしたことは、とてもはっきりしている。それはリアリズムの文体の訓練である
自分がどこまでリアリズムの文体で話を作っていけるか、というのが僕のそのときのテーマだった。
そしてその練習をするためには「聞き書き」というカモフラージュがどうしても必要だったのだ

「このようなリアリズムの訓練の行きつく先は明らかに『ノルウェイの森』である」


いよいよ「ノルウェイの森」ですね。
村上春樹の本でかなり売れた最初の作品です。ベストセラーとして売れている頃、僕は作者名は知っていたかどうかは不明です。しかし作品名はどこかで何回か聞いて知っていたと思います。
それからこの前映画をしていましたね。ちょっとTSUTAYAで借りてこようかなと思っています。もちろん小説を読んだ後、しばらく間をおいてです。


今日はマイルス・デイヴィスを聞きながらキーボードを叩いています。

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