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カンガルー日和

昨夜は久しぶりにプロ野球をじっくりと見ました。
何とはなしにTVのスイッチを入れると、中日・巨人戦をしていたのです。

息詰まる戦いというのは久しぶりです。0-0で9回までいき、延長戦に突入しました。そこでTV放送は終わり。ピリピリとした緊張感のある試合は好きなので、ゲームセットまでみたかったな・・・

今朝、新聞で中日のサヨナラ勝ちを確認しました。
ここで思ったんだけど、0点というのは投手側から見れば、ヒットと打たれながらでも要所を締めたピッチングになるし、打者側からみれば、タイムリーヒットがでない拙攻ということになるのでしょうか。
どう表現するかは人それぞれだと思います。


さて、今年ずっと読み続けている村上春樹。

「村上春樹全作品1979~1989」の第5巻、これに「カンガルー日和」「回転木馬のデッド・ヒート」その他が収録されています。

一つ一つの作品のあらすじを書くという野暮なことはしません。
小説って、あらすじにしてまとめてしまうと、無味乾燥で面白くもなんともありません。だからしません。
それから村上春樹節というか、相変わらずの摩訶不思議な世界(僕にとっては意味不明な世界であることが多い)をコンパクトにまとめるのは至難の技。仮にしてもわけのわからない文章になります。

それより付録の『「自作を語る」補足する物語群』の方が面白い。これについて書きます。

そうするのは本末転倒。
わかっていてもやります。理由は簡単、ことらの方が書きやすいから。
本文を読まずに、解説をみて読書感想文を書く中学生や高校生と同じレベル(苦笑)

村上春樹は、小説を自発的に書きたくて書くものと考えています。
「カンガルー日和」は雑誌に連載(連作)というかたちで発表されました。だから締切を意識して書いたものだから、“小説”とみなしていません。“短編疑似作品”といっています。

そんな言い方をすると、これら作品群はどうでもいいようなものに聞こえるかもしれません。
しかし、作家村上春樹にとっては“短篇疑似作品”も大切なもののようです。

「長編小説で掬(すく)えないものを掬うのが短編小説の一つの目的」で、「短編小説で掬いきれないものを掬うのが短編疑似作品」となっているからです。

また「それ以降の僕の創作活動に様々なかたちで役に立ったと思う」と述べています。


「カンガルー日和」その他の作品を読んで面白かったかというと、ちょっと口を濁してしまいます。
「羊をめぐる冒険」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に比べると、どうしてもピンとこないところもあります。

これは僕自身が、作者がだれであるにも関わらず、短編小説に感度があわないかもしれません。

その中で「カンガルー日和」に収められなかった「書斎奇譚」は面白かったですね。村上春樹はこんなこわ~い話も書けるんだと驚きました。怪談小説として気に入っています。


「回転木馬のデッド・ヒート」については後日書きます。


今晩10時からNHKで小澤征爾のドキュメンタリー番組があります!

僕は見ますよ!
当然、録画もします。

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