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苗字

久しぶりに「三浦半島記」(司馬遼太郎著)から引用します。

“武士の起こり”をロングテーマにして書こうと思っているので、「またか」と思わず、どうぞお付き合いください。

「姓と苗字」について書きます。

源氏の流れのなかにあって、歴史上名をとどめているのは、足利尊氏、新田義貞、武田信玄などがいます。

これら「足利」「新田」「武田」は姓ではありません、苗字です。姓は「」です。
(尊氏、義貞、信玄からそれぞれの苗字を名乗ったのではありません。それよりも何代も前から名乗っています。時代でいうと平安時代後期あたりから)

司馬さんは書いています。
原則としてそれぞれの所領の地名を苗字にした」 

苗字はこの時代の武士たちにとって、所領の誇示でもあった
(注)“この時代”というのは平安後期あたりと思われます。

「武士団は、その一人一人が、その所領する村落の長(おさ)だったと考えていい」(P57)

ここから、武士にとって土地がいかに大事なものであったかが推測できると思います。

以前も書いたように、武士は開拓農民であったわけですから。
自ら開墾した土地がどれほど大切であったか。

一所懸命」という言葉も、このあたりの機微を理解して実感できるような気がします。


ちょっと話がずれましたが、最後に源頼朝挙兵当時、関東にいた桓武平氏を列挙します。(平清盛は桓武平氏ですよ)
北条時政
畠山重忠
江戸重長
上総広常
下総常胤
土肥実平
三浦義澄
和田義盛
大庭景親
梶原景時
など

これらはみな苗字です。姓は「」です。

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