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風の歌を聴け

村上春樹の世界に本格的に入り始めました。

初めての長編「風の歌を聴け」からです。
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図書館に「村上春樹全作品1979~1989」があったので、第1巻から順に借りることにしました。

「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
という文から小説が始まります。
えらい難しい言葉から始まるなぁ、と思って読み進んでいくと、これが前段みないなものであることがわかりました。

1970年8月8日から26日までの物語で、主人公の「僕」と友人の「鼠」を中心に話が流れます。

この前読んだ「パン屋再襲撃」で、村上春樹の小説は摩訶不思議な世界、と強烈な印象を持ちましたが、この小説も薄味でスラっと流れながらも、なにやら不思議な世界を描いています。

「僕」のラインと「鼠」のラインがほとんどからむことなく、それぞれが脈絡なく話が進んでいきます。また一コマ一コマが、僕には異次元の世界のようで・・・
・・・いやはや何と言うととらえどころのない小説でした。(あらすじを言えと言われても言えない)
で、途中いやになって放棄したかというとそうでもなく、読みたくて読んでいる。読まなければと努力して読んでいるということはなかったですね。
不思議と言えば不思議な話。

文中に出てくる格言が印象的でした。
「8月26日のカレンダーに書いてあった“惜しまず与えるものは、常に与えられるものである”

小説の最後に出てきたニーチェの言葉
「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」



話変わりますが、
いつから村上春樹が気になる存在になったのだろうか?
とこの前から考えていました。

思いついたのが、10年ほど前に購入した「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」。
河合隼雄さんの本は好きでいくつか読んでいて、新聞の新刊紹介か書店で見つけて購入したものだと思う。
これ以降、村上春樹を意識するようになったのだと思う。たぶん・・・


さて
「村上春樹全作品1979~1989」全8巻、どこまで読めるかわかりませんが、しばらく“村上ワールド”に浸ってみたいと思います。

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