ホルスト/第1組曲
ホルストといえば「惑星」が有名です。イギリスのクラシック作曲家ですが、吹奏楽曲も書いています。
その中の代表作が「吹奏楽のための第1組曲」(First Suite for military band )
吹奏楽分野において古典の古典であり、名曲中の名曲です。作曲が1909年ですから、約100年前ですね。
高校の時初めて聞いて好きになり、今も好きな曲です。
この曲はCDを探せばいくつもの演奏があり、You Tubeでも見られます。TVで放映されたのを2度見ました。一つは佐渡裕/シエナ・ウィンドオーケストラ。もう一つはN響メンバーによるもの(指揮者は忘れました)
僕は
指揮:フレデリック・フェネル指揮
演奏:クリーヴランド管弦楽団管楽器クション
のCDをもっていますが、佐渡さんやN響の演奏より格段にいいです。
我が吹奏楽団でも5,6年前に演奏しました。毎年9月にある吹奏楽フェスティバルにおいて。
このフェスティバルは近隣の中学・高校・社会人の吹奏楽部・団が一堂に会して行われます。
気合いが入るんですよ、この時は。社会人バンドとしてそれなりの演奏をしよう!とか・・・そんな感じでね。
ジューン・コンサートとは別の思い入れですね。
それを反映して選曲はほとんどが吹奏楽オリジナル曲。
ジューン・コンサートが終わって3カ月、途中夏のイベントの演奏依頼が1,2件ありますが、それにかかわる練習以外はフェスティバルの曲に集中します。
そうして臨んだ5,6年前のステージ。大失敗をしました。
奏者はどう思っているかわかりませんが、指揮者としては失敗だと思っています。
まず曲の説明をしますが、
第1組曲は3つの楽章からなっています。
1.シャコンヌ (Chaconne )
2.間奏曲 (Intermezzo )
3.行進曲 (March )
で、その失敗とは、3楽章行進曲の後半、走ったんです。猛烈な勢いで。
「走る」って楽器持った奏者がステージ上を駆け回るんじゃないですよ(笑)
練習で設定しておいてテンポより速いスピードで演奏してしまうことです。
その時の大太鼓が走った原因でした。
大太鼓担当が高校生。学業やクラブで忙しくなかなか練習に来れず、3楽章の合奏の場にいることが少なかったことが一つ。
3楽章での合奏参加は数回あったと思いますが、ここの部分がやや速めになりがちになることを感じていました。
この時しっかりチェックして、修正しなかったことが最大の原因。
練習段階では猛烈にスピードアップすることはなかったので、本番でまさかそんなことになることを予想していなかった。
それが現実に起きてしまった。
今風にいえば「想定外」の事態が発生したわけです。
危険を察知できずに、見逃して処置をしなかった。
つまり、指揮者の責任です。
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その中の代表作が「吹奏楽のための第1組曲」(First Suite for military band )
吹奏楽分野において古典の古典であり、名曲中の名曲です。作曲が1909年ですから、約100年前ですね。
高校の時初めて聞いて好きになり、今も好きな曲です。
この曲はCDを探せばいくつもの演奏があり、You Tubeでも見られます。TVで放映されたのを2度見ました。一つは佐渡裕/シエナ・ウィンドオーケストラ。もう一つはN響メンバーによるもの(指揮者は忘れました)
僕は
指揮:フレデリック・フェネル指揮
演奏:クリーヴランド管弦楽団管楽器クション
のCDをもっていますが、佐渡さんやN響の演奏より格段にいいです。
我が吹奏楽団でも5,6年前に演奏しました。毎年9月にある吹奏楽フェスティバルにおいて。
このフェスティバルは近隣の中学・高校・社会人の吹奏楽部・団が一堂に会して行われます。
気合いが入るんですよ、この時は。社会人バンドとしてそれなりの演奏をしよう!とか・・・そんな感じでね。
ジューン・コンサートとは別の思い入れですね。
それを反映して選曲はほとんどが吹奏楽オリジナル曲。
ジューン・コンサートが終わって3カ月、途中夏のイベントの演奏依頼が1,2件ありますが、それにかかわる練習以外はフェスティバルの曲に集中します。
そうして臨んだ5,6年前のステージ。大失敗をしました。
奏者はどう思っているかわかりませんが、指揮者としては失敗だと思っています。
まず曲の説明をしますが、
第1組曲は3つの楽章からなっています。
1.シャコンヌ (Chaconne )
2.間奏曲 (Intermezzo )
3.行進曲 (March )
で、その失敗とは、3楽章行進曲の後半、走ったんです。猛烈な勢いで。
「走る」って楽器持った奏者がステージ上を駆け回るんじゃないですよ(笑)
練習で設定しておいてテンポより速いスピードで演奏してしまうことです。
その時の大太鼓が走った原因でした。
大太鼓担当が高校生。学業やクラブで忙しくなかなか練習に来れず、3楽章の合奏の場にいることが少なかったことが一つ。
3楽章での合奏参加は数回あったと思いますが、ここの部分がやや速めになりがちになることを感じていました。
この時しっかりチェックして、修正しなかったことが最大の原因。
練習段階では猛烈にスピードアップすることはなかったので、本番でまさかそんなことになることを予想していなかった。
それが現実に起きてしまった。
今風にいえば「想定外」の事態が発生したわけです。
危険を察知できずに、見逃して処置をしなかった。
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