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失敗者の心理

畑村洋太郎の本を続けて読んでいます。
買ったまま読まずにいた本です。読める時に読んどかないと、埃がどんどんたまりますからね(苦笑)

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10年ほど前に起きた“狂牛病”と農水省の対応について書かれた部分をまとめてみました。(事件については書きません。そこから抽出された失敗の教訓のみ)

お役所仕事の弊害かもしれません。
・決まり切ったことを可もなく不可もなく行うことが自分たちの役割であるという空気がある。
(これは農水省だけの問題でなく、日本中の組織に蔓延している)

① 本来、行政の仕事は人々の生活や健康をまもることである。
しかし、本来課せられた自分たちの役割を理解していない。

② 自分に都合の悪いものはなるべき見ないようにする。

③ 外部から批判や警告があっても、保身のためにこれを黙殺する。

この3つが、大きな失敗を引き起こすものが持つ特有の心理である。
(P14~22)

他人事だとして笑っておれません。
僕にも大なり小なり当てはまると思うからです。

それから福島第一原発の問題に、いくらか当てはまるかもしれません。

畑村さんは、失敗の原因を「要因」と「からくり」に分けて考えるように言っていますが、失敗の心理は「からくり」の中に含まれると思います。
この心理が、相当な曲者だったりして。

カエサルが、「人は自分の見たいものしか見ない」と言いましたが、②は表現こそ違え、同じようなことを言っていると思います。
負の情報をどれだけ見られるか。
それより見ようとするか。見ようとする心構えができるかどうか。ここが問題かな。
そして見えてきたものを受け止めて、自分の中に取り入れられるかですね。(言うは易し、行うは難し・・・)


畑村さんは書いています
「組織の中で決まり切ったことさえやれば、一見ものごとは滞りなく動いているように見えます。
しかし実際は、取り返しのつかない大失敗へと向かう道を選択しているケース」がある、と。

なにやら最近僕の近くで起こったことに通じるような気がします。
(大失敗はありませんでした。しかし、小さなトラブルや不手際がたくさんあったのです)
ここから何かを学ばなければならないと思っています。

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