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ザッケローニ

大学1回生で受けた一般教養の科目に「自然科学概論」というのがあった。それを思い出してしまった。

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「ザッケローニ 新たなる挑戦」セルジオ・タッコーネ著
を読みながらの感想。

勿論、自然科学とザッケローニは全く関係がない。
大学の授業に“△△学概論”とか“▽▽概説”というものがあるが、それになぞらえて言えば“ザッケローニ概論”になるだろうか・・・?

概論とか概説は、その学問なり専門分野を大きく捉えるのに適していると思っている。

つまり、何がいいたいかというと、
ザッケローニのこれまでのサッカー人生を知ろうと思えば、しかも細かいところにとらわれずに大きな流れを知ろうとするなら、この本ほど適切なものはないだろう。
ということ。

深くザッケローニを知りたければ、この本を土台に知識を増やし、考察を深めればいいこと。


さて、中身について少しばかり書くと、
ザッケローニはプロのサッカー選手としての経験はない。
監督経験はアマチュアサッカーチームに始まり、セリエC2、セリエC1、セリエB、セリエAと段階を踏んで上がっている。しかもセリエAでは、インテル、ミラン、ユヴェントスというビッグクラブの監督経験もあるのだ。

そこで面白いのが(・・・と言っていいかな?)、シーズン途中から監督に就任する事が多いこと。
シーズン前に準備段階からチームを率いるのではなく、前任者が解任された後で、監督を引き受けている。これは大変な事だ。
チーム状態が悪い時に引き受けることと、自分の構想でチームを最初から作るのではなく、前任者の構想されたチームを引き継ぐところから始めなければならないから。

そんなことを見ていると、ザッケローニは大変は苦労人だなと思ってしまう。


個人的には、叩き上げで苦労してきた人が好きなんだな!


ザッケローニにとって日本代表監督は魅力的な仕事だと思う。
なぜなら、始めから自分がチーム作りができるから。(クラブチームのように毎週練習することはできないという制約はありますが)
そして選手も自分で選べるから。

ザッケローニの戦術としては、3-4-3が有名。
しかし、トルシエがバカの一つ覚えのように“フラット3”に固執したようなことは起こりえないようだ。

「ザックは決して戦術至上主義者ではない。
自分の戦術をチームに押しつけたことはこれまで一度としてなく、その場の戦力に適したシステムを選択してきた。
システムはチームに合わせるものだが、その逆はないというのが、ザックの信条だ。
机上の空論よりも、選手の資質をより重視するのである。」(P192)
これは著者の言葉。

最後にザッケローニの言葉を。
「サッカーとは科学でなく芸術だ。
優秀な監督とは、選手の創造力を大事にする。
決して戦術を重んじてはいけないのだ」 (P81)

ザッケローニのもとで、日本サッカーが強くなりますように。
そして、さらなるレベルアップを。

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