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謎解きはディナーのあとで

「失礼ながらお嬢様 ― この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」

企業グループ総帥の令嬢が刑事をしているというミスマッチ。事件の内容を令嬢から聞いただけで、見事に謎解きをする執事。解き明かしの前に必ず出てくるお嬢様への侮辱のことば。

殺人事件や傷害事件が起こるのに何も暗さを感じさせない小説。
コミカルタッチで描き、上質感さえ感じさせるミステリー。

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この本は、今年の本屋大賞を受賞だそうですよ。

ジューン・コンサートも終わったし、何か軽いものが読みたかったのです。
推理小説は十代の頃、江戸川乱歩やシャーロック・ホームズものやルパンものをよく読みましたが、それ以降ほとんど読んでいません。

「なんか久しぶりに読んだなぁ」という思いと、「著者の東川さんて頭いいんだろうな」という素朴な感想があります。

6つの短編からなるのですが、すべての事件において刑事である令嬢は犯人を突き止めることはできないのです。
事件の状況をすべて執事に話すと見事に解いてくれるのです。その謎解きが見事なんですね。ホ~っと感心していまします。

態度は慇懃なんですが、令嬢にたいする言葉は時にグサッとささるものがあります。
「アホ」であったり、「目が節穴」であったりと。
「こんな簡単なこともお判りにならないなんて、それでもお嬢様はプロの刑事でございますか。正直、ズブの素人よりレベルが低くていらっしゃいます」これなんか極めつけですね(笑)

この2人の会話が面白いんですね。それともう一人の刑事(いいとこのお坊ちゃま)との会話に笑えます。
会話の妙とトリックの仕込みのうまさが、この小説のポイントだと思います。

6つの事件については何も書きません。ネタバレになるのと、事件と謎解きと犯人を短い文章で書いても面白いことは一つもありませんからね。
あとは読んでのお楽しみです。


ジューン・コンサートが終わって気がぬけたのでしょうか?
昨日今日と体がだるいです。シャキッとしません。

でも、まあいいです。
ここは思い切って弛緩させたほうがいいと思っているので。

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