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直江兼続批判

「参謀は名を秘す」

たまたま書店で見つけ、名前に惹かれて購入しました。
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僕は「参謀」や「ナンバー2」にとても関心があります。
だからこのタイトルは、購買意欲をくすぐるのに十分でした。童門冬二は、僕のなかでの評価は低いにもかかわらずですよ。

今読みかけなんですが、先日の記事に関連があるところだけ取り出して書きます。

童門さんは、歴史上有名は参謀や軍師に対する評価を検証していきます。
批判のポイントは
・バトル(局地戦)には勝ったが、ウォー(戦争全体)には負けた。
・その敗戦が、仕える家をも潰した。あるいは、主人を危機に陥れた。

数人が批判の対象になっていますが、直江兼続もその一人です。

政治は結果責任であります。軍事にも結果責任が問われると思います。
いくら智謀の人であり、秀吉も認めた器量人でも、結果として上杉家を危機に追いやったのです。

その危機とは、直江兼続と石田三成による徳川家康の東西挟み撃ち作戦。
上杉景勝が兼続の作戦にYESと言わなかったため、挟み撃ちは実現せず、関ヶ原の戦いで徳川の勝利となりました。
もし、余勢をかって攻められたら、上杉家はどうなっていたでしょう?滅びたかもしれません。
実際はそういうことはありませんでしたが、上杉家を危機に陥れた事実が残ります。

兼続の奔走もあって、上杉家の取り潰しはなく、会津120万石を取り上げられ、米沢30万石にまで落とされました。
これが結果から見た批判。

そして童門さんは考察します。
上杉景勝が兼続の作戦にYESと言わなかったのはなぜか?と。

・東西挟み撃ちによって勝利するという直江兼続の言葉通りになるのだろうか?と思った。兼続という人間に対する不信感の表れでもある。

・一番肝心な時に主人が軍師のいうことをきかなかったということは、やはり潜在的に軍師に対する不信感があったとみていいだろう。
つまり、軍師としてはある面において失格条件を抱えていたことだ。

・全面的に信頼できない何かを主人が軍師にかんじていたことだ。
  (P34~35)

かなり手厳しいですね。
この考察には、全面的に頷くことはできませんが、考えさせられることはあります。

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しかも本番前最後の日曜練習です。
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