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ピュア・トーン

先日のN響アワーは、ロジャー・ノリントン指揮による演奏でした。

ノリントンは古楽器演奏のスタイルで、一般のオーケストラ(彼はモダン・オーケストラと呼んでいました)を演奏させています。

特徴の一つが、弦楽器にビブラートをつけさせないこと。
(モダン・オーケストラでは、ビブラートをかけるのが当たり前のことです)
すると弦の音が全く違うんですね。

これまではノン・ビブラート奏法と聞いていましたが、ノリントンはピュア・トーンと言っていました。

TVのインタビューでは(僕の曖昧な記憶で再現してみます。文章を強引にまとめるのでかなり恣意的になるとろがあります。ご容赦ください)

「クラリネットやホルンがビブラートをかけずに吹くのに、なぜ弦楽器だけがビブラートをかけるのですか?

ティンパニやピアノの音にビブラートがかかりますか?

これら管楽器や打楽器を合奏するために、弦楽器はノン・ビブラートにする必要があります。

こうして出てくる音がピュア・トーンです。

和音がよりクリアになり、不協和音がより鋭くなります」

なるほどと思いましたね。
ビブラートをかけない根拠が、管楽器や打楽器のビブラートがかからない音というのが新鮮に感じられました。
(勿論管楽器はビブラートをかけて吹くこともできますが、合奏の場面ではビブラートをかけませんからね)

そして、ピュア・トーンを生で聞いてみたい。すごく澄み切った音だろうなと想像します。


さて、N響アワーでの演奏曲の一つが、ベートーヴェンの交響曲第1番。

ベートーヴェンの交響曲中2番目に好きな曲です。
好きな曲だからいろんな演奏を集めました。(1曲に20枚30枚は当たり前の諸先輩には負けますが・・・)
それと比較して、全然違う演奏でした。まず音が違う。そして解釈が違う。

音に関しては、これまでに古楽器演奏を少しばかり聞いたことがあるので、それに近いものがあると感じました。
でもどうなんだろう?同じ奏法でも古楽器オーケストラとモダン・オーケストラとまじかで聞き比べたら、それなりに違うんだろうな。
以前にノリントン/N響でモーツァルトの交響曲第39番を聞いたけど、共通して言えるのは、N響のいつもの音と全く違うこと。

解釈に関しては、なかなか面白かった。ただ、強いアクセントにはついていけない。そこまで強くしなくてもいいだろうという思いが常にありました。

いつ頃から出てきたのだろう?あの強いアクセント。
モーツァルトにしてもベートーヴェンにしても、そうされることに慣れないというか、馴染めないんですよ。


おっとっと、だらだらと書いていたら長文になっていましたね。
ここでおしまいにします(苦笑)

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