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過去問研究

「過去問を研究するのは卑怯だ」と言われたら、あなたならどう反論しますか?


1月末から2月中旬にかけて私立大学の入試オンパレードです。
書店には大学の過去問が、見事な存在感を持って書棚の一角を陣取っています。これに高校入試や各種の資格試験の過去問をあわせれば、それなりのスペースを占めていることなります。

昔ある国家資格に挑戦しましたが、その時に「試験対策は過去問に始まり、過去問に終わる」というような言葉を聞いた記憶があります。

つまり過去問を解いたり、出題傾向を分析するのは当たり前ということですね。
逆に、しないほうがおかしいということでしょうか。

今は、大学によっては、大学に資料請求したり、願書を取り寄せすると、送られてきた書類の中に過去問集(一般入試と推薦入試の両方のっている)が入っていることもあります。
つまり大学側が、過去問研究を奨励していると解釈してもいいかと思います。


さて「坂の上の雲」に話を移しますが、秋山真之は伊予松山の出身。
海軍兵学校に伊予(愛媛県)出身の竹内重利という後輩が入学してくると、呼び出し「学課でも訓練でも薩摩にまけるな」と訓戒を垂れます。
そして卒業する時、竹内をよび、
「これをやる」
と、書類の束をどさりと置きます。
それは入校してから卒業までの大小の試験問題集でした。
・必要な問題は繰り返し出る
・教官の顔つきや説明ぶりをよく観察し、特性を見抜いておく
そうすれば試験問題は予想できる。と言いました。

竹内は「しかしそれは卑怯ではありませんか」と言います。

真之は
試験は戦いと同様のものであり、戦いには戦術が要る。
戦術は道徳から解放されたものであり、卑怯もなにもない

と答えました。           <第1巻P332?333参考>


この箇所を読んで「ほ?」と唸ってしまいました。
過去問研究を卑怯だとする考えに対する、簡潔にして明瞭な反論ですね。

この考えを良しとするか、否とするかは別問題です。
試験は戦いと同様だというところに異論をはさむ方がおられるかもしれません。

そんなことを考えつつも
「戦術は道徳から解放されている」には、もやもやとしたものを一刀両断したような爽快さを覚えました。

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(笑)

私は、一年間予備校に通ったせいか、
傾向と対策、当たり前の考えと思っていました。

そして、「坂の上の雲」のそのところを読んで、
「卑怯だ」という人がいることに対して、
そう考える人もいるんだと、面白かったですね。

勝つためには手段を択ばない。
私は子供のころ身体が小さかったので、
わりと子供のケンカ(村の境で隣とやってました)で
参謀として、こんなことやってましたね(笑)

No title

四季歩さん、こんにちは。

「傾向と対策」
懐かしい言葉ですね。僕が大学受験の頃にこのタイトルの本が出ていて、数教科購入してやった覚えがあります。
ちなみに出版社は旺文社でしたっけ?

子供のケンカの話は面白いですね。
僕は軟弱人間なので、ケンカから遠いところにいましたが・・・

それにしても「坂の上の雲」は面白いです。
ブログネタの宝庫でもあります(笑)

試験

よんちゃんさまこんにちは(^^)

私も節目節目で試験を受けねばならぬのです(泣)

が、試験する側の目的というのは二通りある気がします。
「そう易々と受かってもらっては困る」と、“ふるいにかける”試験(落とす目的)。

もう一方は、どれだけ解っているか“確認・点検”してクオリティを維持させ、業務にまい進させる試験。

私のは後者が主です。
細かい規定は猫の目のように変わりますが、解っていないといけない大事なポイントというのは変わらないので、出題傾向が似て当然、ころころ変わっては大事なポイントがずれてしまいます。
なので、過去問題集はいたしかたない…と…(笑)

それでも危ういわたくしです(笑)

No title

ジョビジョバさん、こんにちは。

入試は落とすために試験ですね。

>どれだけ解っているか“確認・点検”してクオリティを維持させ、業務にまい進させる試験。<
こちらの方は経験がないのでわかりませんが、なるほどそういう試験があるのかと、始めて知りました。

こちらは過去問対策が重要に思われますね。
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