冬の童話

「冬の童話」
どこかで聞いたことがあるタイトルだな?
頭の中を何かがぐるぐる回っていると、ユン・ソクホ監督の“四季シリーズ”にぶち当たりました。
ヨン様ことぺ・ヨンジュンとチェ・ジウの「冬のソナタ」と「春のワルツ」「夏の香り」「秋の童話」の4部作です。
白川道、僕にとって初めての作家です。
どんな作品を書くのかな?純愛小説とあるけど、どうなんだろう?
などなどと興味津々で読み始めましたが、導入部分からひきつけられましたね。
そして、物語の後半にはここを何度も読み返しました。
時間系列でいけば最後なんだけど、小説はここから始まる、そんな感じです。
?ネタバレさせるとよくないので、粗筋はカットしますよ?
この小説、後半から泣かせます。
号泣ではありません。じわ?っと涙をしみ出させるのです。
読みながら、隣の吹奏楽団の団長さんが「歳とって、涙もろくなってなァ」と言った場面が何度も頭をよぎります。
僕も歳とったんだろうか?
世間ズレして、感受性の鈍ったオジサンのはずだけどな?
そんな雑念がわきますが、そんなものもろともしない何かが僕の涙腺を刺激します。
純愛小説でも純度が高いんだろうな?
それこそユン・ソクホ監督の“四季シリーズ”2つしか見ていないけど、もっている世界が近いような気がします。そしてどちらも純度が高い。
心洗われます。
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