感情への作用

今朝ふと気づいたことを書きます。

“文章を読むことが様々な感情を呼び起こす”

うまく表現できませんが、このことに気づきました。

新聞小説の「草原の風」(宮城谷昌光著)は後漢王朝を創立した劉秀を主人公にしています。
毎朝一番に読んでいます。今朝も楽しみに新聞を開きました。

今日の話は劉林という人物と劉秀が会うところですが、劉秀はひと目見て「この人は邪気がある」と感じた、と書いてありました。

これを読んで、なにやら気分を害されたような気がしたのです。
今朝な何となく「昨日のように高められた気分になりたいな」と期待したので、余計にがっかりでした。

しばらくして、

待てよ・・・、

ひょっとして・・・・、

文章って、人間に様々な感情を引き起こす力があるの?


昨日の「草原の風」が僕を高めてくれたような気がした。今日は劉林の人物描写と「邪気」という言葉に一気に引き下げられたような気がした。これって宮城谷さんの文章が、僕の感情を刺激して、いろんな感情を引き起こしているということ?

そういえば、そうだな。
劉秀の人格の高潔さを表した文章では、精神的に高められたような気がしたもんな。
「箱根の坂」もそうだった。司馬さんの描く北条早雲に清澄感を味わった。禅の境地に近いものかもしれない (これ、思い込み)

今5冊以上の本を併読しているが、読んでいる時の感情の状態はそれぞれ違うように気がする。

確かめよう。
けど、そんなことすると、本の世界にどっぷりと入り込めないな(苦笑)

とまあ、こんな感じで、グルグルといろんなことが頭の中を駆け巡っています。


2010.12.16現場レポートということで文を閉じます。
この年になってやっと気づいたのかと思うと恥ずかしいのですが、僕にとっては大きな気づきだったのです。

読書は疑似体験だというが、それは感情の疑似体験だ。

そう考えたのも先ほどでした。
すべてにおいて時間がかかり、のろいのも僕らしい(苦笑)

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No title

5冊併読!
しかもいままで拝見していると、1冊読むスピードの速さは驚くべきものがあります。やはり知識の差というのはそんなところにも表れるのでしょう。その上で破たんのない論というのは読書量もさることながら、いかに難解な論文でも読解する頭脳を持っているかにもよりますね。
「読書は疑似体験」。そう言えるWINDさんの読書量の裏付けがすごいです。
先日のお訊ねですが、やはり「火山の独り言」を超えるブログは今のところ見当たりません。その次が「風のように」だと断言します。

お恥ずかしい

NANTEI さん、こんにちは。

今年か昨年出版された本で、題名は忘れましたが、10冊併読することを勧めていました。

時折挑戦らしきことをしますが、難しいですね。僕の場合はせいぜい5冊+αです。
普通は2~3冊といったところです。

今は、年間読書数の数値を上げるための駆け込み中です。(月末に営業成績をアップさせるために駆けずり回るようなものです)
だから5冊なんです(苦笑)

以上、舞台裏でした。


「火山の独り言」の次というのは・・・
いやいや、お恥ずかしい限りです。
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