ベタ甘

「ベタ甘」とはこういうことを言うのか。

これが、有川浩「別冊 図書館戦争?」を読んでの感想。

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歴史小説以外の小説をほとんど読まない僕にとっては、「ベタ甘」は未知の世界だった。

何の巡りあわせか有川浩を知って、作品を読み始め“図書館戦争4部作”にぶち当たる。
「表現の自由」と「検閲」という重いテーマを底流に置きつつも、軽いタッチでストーリーが展開していく。おもしろくて全4冊を読み終え、次なる別冊を手に取った。
別冊なので余禄のようなものが主流で、基本路線は同じだろうなと思いきや、ラブ・ストーリー満載の一冊だった。

ごちそうさま!

といいたくなるような話が事件の合間にいくらも出てくる。

有川浩の代名詞の一つに「ベタ甘」というのがあるが、「別冊 図書館戦争?」を読んで、こういう世界なのかと自分なりに納得した。

で、「ベタ甘」は僕にとっては新鮮であった。


実を言うと洋画のラブ・ストーリーは結構好き。(ここ数年見てないなァ?)
けれども日本のTVドラマの恋愛ものは見ない。見ていて恥ずかしくなるから。
オペラは、男女の恋愛は大切な題材で、僕が好むジャンルの一つ。

というわけで、恋愛ものを好む素地は十分にあるわけだ。


じゃあ、これから「ベタ甘」小説を好むかというと、そうではないと思う。
頻繁に読むと胃がもたれるような気がするからだ。

年に1?2冊だと清涼剤のような働きがあると思う。

歴史ものや政治もののドロドロしたしたところや生々しい話、権謀術数、戦いなどの世界と違う“純な世界”がいいのだ。

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