和せよ(2)

今年は○○冊読もう!と思い1年をスタートさせますが、読書計画を立てたことはありません。

好きな作家の本や興味のある本は読みたい。そう思っても単発的なもので系統立てて読もうとしたことはありません。
勝手気ままに読んでいきますが、今年はなぜか「中国もの」が多いです。
浅田次郎が清朝建国と末期を描いた「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」
北方謙三の「水滸伝」
そして八木荘司の「遥かなる大和」(半分日本、半分中国です)

お正月には、今年は中国ものを読もうと思うことすらなかったのに・・・・

不思議ですね。


ところで一昨日「和せよ」と題して、チュエンの遺言の一部を引用しました。
いささか強引な引用で、記事をアップした後気持ち悪いものが残りました。すっきりさせたいので「中原の虹」第4巻6ページからそのまま引用します。

「ダイシャンは若くして逝った長兄チュエンの遺言を胸に刻みつけていた。

『中原の覇王たる者は、三つの貌(かお)を持たねばならぬ。

ひとつは、天命を戴く中華皇帝として。

ひとつは、韃靼族統合の大ハーンとして。

そして、ラマ教の大施主として。

この三つの貌を持ってこそ、天下は鎮(しず)まる。

大地はいたずらに広いばかりではない。

力にて制したのちはひたすら和せよ。

ひたすら謙たれ。

われらが文字すら持たぬ野人であったことを、ゆめ忘れるな』

   ( 中  略 )

満州族が漢土を征服したのではない。天命に則って甥のフーリンが中華皇帝となったのである。だから漢族を服(まるろ)わせるのではなく、漢族を和さねばならない。
そしてラマ教を篤く保護し、蒙古族の尽力に報いねばならない。
むろん女真(ジュルチン)のハーンとしても矜(ほこり)も忘れてはならない。
この三つが平天下の要件であると、兄はダイシャンに伝えたのだった」

(注)ヌルハチの子がチュエン、ダイシャン、ドルゴン他。孫がフーリン(清朝初代皇帝の順治帝)


意味する内容は深いと思います。下手な解説は原文の価値を下げるので、控えます。

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