1Q84

1Q84は主人公が勝手に動き出した小説でしょうか?

今回読んだのはBOOK3。(BOOK1と2は昨年読みました)

僕にはわかりませんが、全3冊となった「1Q84」間違いなく面白い小説です。しかも深い。

「あらかじめ真っ赤なウソであると保証されたものは、人の心をつかむ」(養老孟司、久石譲「耳で考える」P40)
これがピッタリあてはまる小説でした。

テーマも着想も深く重層化されている感じです。再読して謎解きをしたいという誘惑にかられるほどに。
一文一文の密度も濃い。これが見事な構成によって壮大な“ものがたり”になった感じです。


構成(?)というか章立ては単純明快です。

1と2はバッハの平均律クラビア曲集を模しています。
平均律はハ長調→ハ短調→嬰ハ長調→嬰ハ短調→ニ長調→二短調というように、長調→短調の順で、半音ずつ上がっていきます。最後はロ長調→ロ短調。全24曲で第1巻になります。

第2巻も同じ構成でハ長調から始まりロ短調で終わります。

BOOK1は[青豆]→[天吾]→[青豆]→[天吾]と続いていきます。
つまり[青豆][天吾]×12で全24章。
BOOK2も同じ構成です。

ところがBOOK3は[牛河][青豆][天吾]×10+1で全31章。


1?2は全く別々の話が一つに収斂されていくさまは見事でした。しかし結末が何かしら余韻というか謎を残したままだったので、BOOK3の予告があったときは、さもありなんと思いました。

3は完結したといえばいえると思います。けれども続編のBOOK4もあるような気配です。
BOOK1<4月?6月>
BOOK2<7月?9月>
BOOK3<10月?12月>
そうなると<1月?3月>もあるような感じですが、そうなると1Q84年でなく、1Q85年になるじゃないの?タイトルはどうなるのと余計な心配をしたりして(笑)


BOOK1と2は一日2章ずつと決めて、先を読みたいといううずうずとした気持ちを無理やり押し込めて読んでいきましたが、3は600ページほどを3日で読んでしまいました(笑)

本当にBOOK4がでるなら、待ち遠しいです。
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