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フレデリック・フェネル

小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラが12月3?10日に予定していた欧州公演を中止。
というニュースがありました。

そこに書いてあった小澤さんの年齢が74!
そうかそんな年なのか!

白髪と重ねた年輪の深みを感じさせる容貌、しかし永遠の青年を思わせる雰囲気。
74歳というのが信じられません。
僕にとっては特別なヒーローで、同じ年をとるなら小澤さんのようでありたいと思うのであります。


さてジューン・コンサートでは、吹奏楽の魅力を語ってくれと演奏会企画委員の長から要望があり、準備をしているところです。
(何か月も前から言われているのですが、お尻に火がつき始めた今頃ようやく始めたわけで・・・)

200CD吹奏楽名曲・名演」立風書房
手元にあって参考になる本はこれのみ。ここから原稿の土台を作ります。

まず吹奏楽の歴史において、無視することができない存在がフレデリック・フェネル

いっぱい功績がありますが、ここでは1つだけ。しかも6月12日にはたぶん話さない内容。

弦楽器を入れない管楽器と打楽器だけの編成(コントラバスを除く)が、吹奏楽の基本となる編成。

その編成のためにクラシックの作曲家達は、あまり作品を残していない。
なぜかという問いに対するフェネルの結論は、
・吹奏楽に実用音楽的色彩が強すぎたため作曲家の興味をひけなかった
・勝手に人数を増やしたりするため、まとまった演奏単位としてのイメージがわかなかった

そこで、作曲家にとって吹奏楽が魅力的になるよう、鑑賞に堪える編成を作ろうとして、ワーグナーやストラヴィンスキーのスコアを研究。そして、「ウインド・アンサンブル」という編成概念を生み出した。

これを具現化すべくイーストマン・ウインド・アンサンブルを組織し、世界中の作曲家450人に手紙を送る。
「管楽アンサンブルの新しい挑戦を始めます。残念ながら我々に委嘱料はありませんが、愛と情熱を持って貴兄の作品を演奏するでしょう」という内容で。

フェネルの呼びかけに共鳴して作品を提供してくれる作曲家が表れ、吹奏楽の新たな、そして大きな1ページが開かれました。

今、我々吹奏楽をやる人間が当たり前のように思っている楽器編成は、フレデリック・フェネルから始まるということです。


それからこの本に書いてないのですが、僕が声を大にして付け加えたいのが

オリジナルはここから始まった

ということ。

他ジャンルの編曲ではなく、吹奏楽のために作曲され作品(これをオリジナルと呼んでいます)が産み出される源流はここだ!
と言いたい。
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