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英国諜報員アシェンデン

2,3年前だったかと思いますが、書店でサマセット・モームの「月と六ペン」を見かけました。金原瑞人による新訳です。

その時まで、モームは名前は知っていたけれども読もうと思う作家ではありませんでした。けれどもその時はどう思ったのでしょう。買ったのですね。どんな気持ちで買ったのか覚えていませんが。

そして読んでみました。すると、むちゃくちゃ面白いんですね。歴史小説以外の小説はほとんど読まないのですが、このモームの小説は、すごく面白かったです。俄然モームを続けて読みたくなりました。

昨年「英国諜報員アシェンデン」が出版されると、即買いました。

アシェンデン

スパイだった文豪による~と帯にありますね。これは事実で、モームは第一次世界大戦の時にイギリスの諜報員だったのです。その経験を生かして、この小説が書かれました。
ただし、小説はフィクションですから、全てが事実ではありません。しかし事実と虚構を取りまぜながら読み応えのある小説に仕立てていると思います。

モームの小説は2冊目ですからわかったようなことは言えませんが、人物観察の深さと表現の妙は素晴らしいものがありますね。それを堪能させてくれます。

アシェンデンは諜報員つまりスパイなのですが、スパイ映画のようなハラハラドキドキや派手なアクションシーンはありません。諜報員て、目立っちゃあダメなんです。相手国に諜報員だと知らせるようなものだから。
じゃあ、何をしているか?
まあ、小説を読んでください(笑)



ちょっと関連したことで、

今読んでいる上田篤盛「情報戦と女性スパイ ~インテリジェンス秘史」にこんなことが書いてありました。

「第2次世界大戦時、 ~ イギリスではスパイに優れた人物が採用された。
スパイとなることは誇りであり、「スパイは紳士の職業である」とまで言われた。
それゆえにスパイの大部分はケンブリッジ、オックスフォードなどの一流大卒に占められた」
 (P28)
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