司馬遼太郎がかんがえたこと 12
新潮文庫から「司馬遼太郎が考えたこと」が、全15巻発刊されています。
司馬さんがいろんなところに書いた文章を集め、1ページで収まるものから30ページを超えるものまであり、内容も多岐にわたっています。小説、評論、旅行記などではうかがい知ることができない司馬さんの世界を知ることができる貴重な文章群です。
このシリーズは十数年前から順次発刊され、第1巻から読んでいました。
ほぼ毎日、少しずつ読んでいましたが、ある時ぷっつんと途切れてしまいました。
中断期間が5年以上10年以内だとおもわれますが、昨年末から再開しました。それがシリーズ第12巻の途中からです。

第1巻から読んでいて感じるのは、だんだんと文章に深みが増していくことです。
やはり初期に文章は、スカスカというわけではありませんが、薄いと感じざるを得ません。それが第2巻、第3巻と続くにつれ、薄さがなくなり、中身が濃くなってきます。
そして、香りを放つようになります。
この言い方は適切とは言えないでしょう。ただ、うまい言い方が見つからないので・・・
香しさと言ったらいいのか・・・
料理にたとえるなら、旨みが増すといったらいいのか・・・
それを感じながら読むのは、たまらなくいいんですね。
読書の楽しみというのは、こういうのもあるのだなと思わされます。
ちなみに第12巻の発行日はこれ↓

12年前ですね。
ここから考えると10年近く中断していたのかもしれません。これを機会に、残り3巻続けて読んでいきたいと思います。
司馬さんがいろんなところに書いた文章を集め、1ページで収まるものから30ページを超えるものまであり、内容も多岐にわたっています。小説、評論、旅行記などではうかがい知ることができない司馬さんの世界を知ることができる貴重な文章群です。
このシリーズは十数年前から順次発刊され、第1巻から読んでいました。
ほぼ毎日、少しずつ読んでいましたが、ある時ぷっつんと途切れてしまいました。
中断期間が5年以上10年以内だとおもわれますが、昨年末から再開しました。それがシリーズ第12巻の途中からです。

第1巻から読んでいて感じるのは、だんだんと文章に深みが増していくことです。
やはり初期に文章は、スカスカというわけではありませんが、薄いと感じざるを得ません。それが第2巻、第3巻と続くにつれ、薄さがなくなり、中身が濃くなってきます。
そして、香りを放つようになります。
この言い方は適切とは言えないでしょう。ただ、うまい言い方が見つからないので・・・
香しさと言ったらいいのか・・・
料理にたとえるなら、旨みが増すといったらいいのか・・・
それを感じながら読むのは、たまらなくいいんですね。
読書の楽しみというのは、こういうのもあるのだなと思わされます。
ちなみに第12巻の発行日はこれ↓

12年前ですね。
ここから考えると10年近く中断していたのかもしれません。これを機会に、残り3巻続けて読んでいきたいと思います。
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