FC2ブログ

豊臣秀長(12)

組織内批判に関連して

組織内の様々な問題に対して「この人」がいればなんとかおさまる。
「この人」の言う事なら黙って聞き、不満は腹の中に収めておこう、と思える。
そういう人がいればいいですね。

堺屋太一は「豊臣秀長」上巻81ページに書いています。
苦情処理ともめ事の仲裁は、生涯「この人」の最も得意とした所であった」と。

秀長は、数十人の足軽組の小さな組織から、豊臣による天下統一国家という巨大組織まで破綻なくまとめていきました。

足軽組は戦国時代の侍の組織ですから、戦をすることが仕事です。
当然死傷者が出るので、その人達は組織からはずれ、新たに人員が補充されます。
その都度、そのにあった人間関係が解消され、新規面メンバーを含めた新しい人間関係が作られていきます。

そこに秀長はいろいろと気を配ったのではないかと想像します。

また、秀吉の出世に伴って抱える人数も増えます。秀吉にとっては家来が増え、木下組(又は木下家)が成長していく事は嬉しいことでしょう。

しかし組織の拡大(木下家の場合は急拡大)は、秀長にとって単純に喜べるものではなかったと想像します。

組織論なるものを学んだ事はないのでかなりいい加減なことを書きますが、人数の増加に伴って組織のありようが質的に変わると思います。

管理(あまり好きな言葉ではありませんが)や指揮命令系統を整えることも必要になります。
古くからいる人間と新しく入ったメンバーとの人間関係に新しいパターンがでてきたかもしれません。
組織拡大に伴うきしみや様々なトラブルもあったでしょう。

そこで登場するのが秀長です。日頃から気を配っていたと思いますが、いざ一騒動あったときには、うまく処理をしたのだと思います。

外向けの手柄は秀吉が独占しますが、内向けの苦労多くて報いが少ない手柄は秀長が立てている(と僕は思い込んでいます)

組織のトップである秀吉はひたすら前を向いて走っています。
補佐役の秀長は組織内の不平不満をうまく処理し、マイナスのエネルギーとなるものを極力少なくしている。
勝手な想像ながらそう思っています。(今日はかなり想像して書いています)
FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

よんちゃん

Author:よんちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード