立場主義社会

「俺の立場になってくれよ」とか「立場上しかたないよ」という言葉を聞いたことありませんか。

安冨歩さんがこの「立場」という言葉をキーワードに、日本社会の病巣をえぐり出しています。

「今の日本の社会は、『立場主義社会』と呼ぶべきだと思っています。
私たちの国の正しい名はおそらく、
日本立場主義人民共和国』です。

    (中略)

日本立場主義人民共和国の憲法、これが私が『立場主義三原則』と呼んでいるものです。

前文、『役』を果たせば『立場』が守られる。

第1条、『役』を果たすためには何でもしなければならない。

第2条、『立場』を守るためなら、何をしてもよい。

第3条、他人の『立場』を脅かしてはならない。

この3つさえ守れば、日本では平和に生きていけます」
     (安冨歩「満洲暴走 隠された構造」P180~181)


戦前の満洲での暴走を記述した箇所では、こうも書かれています。

自分の立場を守ったり、他人の立場を脅かさないために、いろんな政策が決定されていく。 ~ 筋道が通ってなくても、効果がないどころか逆効果でも、だれかの立場を守るためなら、それらが延々と実行されます」 (P182)



立場上しかたがないということに関して

「自分がその『立場』に立ったとき、同じことをするかもしれない。同じことしかできないかもしれない、という怯えが、心の中にあるのです。
『立場上、仕方ない』
この言葉ほど、私たちの心に響く言葉があるでしょうか」

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