ドン・ジョヴァンニ

モーツァルトの三大オペラで、最初から好きだったのは「魔笛」で、何回か聞くことでようやく好きになったのが「フィガロの結婚」でした。

ドン・ジョバンニ」は初めから好きになれなくて、ずっと聞かずにいました。数年前にデアゴスティーニからオペラ・シリーズが出たので、「ドン・ジョバンニ」を買って見てみました。映像と字幕で話の内容はわかったけれども、やはり好きになれませんでした。

でも気になる存在で、三大オペラだから好きにならなければならないという強迫観念があったのかもしれませんが(笑) いい演奏のものがあれば聞こうかなという気持ちはどこかにありました。

先日、いつもCDを購入している通販サイトで、クーベリック&バイエルン放送響他のCDが発売されることを知りました。

IMG_0828.jpg

1985年のデジタル録音です。

このオペラのベスト盤としては、フルトヴェングラーやクレンペラーのものが挙げられていて、クーベリックのものは2番手、3番手という評価です。
けれども僕は、クーベリックが大好きで、彼が指揮したバイエルン放送響の演奏するモーツァルトの後期6大交響曲が大のお気に入りです。なんの迷いもありません。即購入です。

そして聞いてみると、なんと素晴らしい。
彼の指揮した交響曲で聞かれる音の美しさと香るような気品が、このオペラ演奏にもありました。今まで聞いた「ドン・ジョバンニ」と違う世界があったのです。

通販サイトのレビューにある方がこう書いていました。
「極めて古典的に全ての音を限りなく美的に昇華させたが故に、この作品に秘められた苦味、渋み、毒のようなものが薄められてしまった
たしかにそうでしょう。

でもいいんです。現時点で、美しさと気品のある演奏で、このオペラが好きになれば。

すごく気に入ったので、何度も聞くでしょう。そして、苦味、渋み、毒のようなものが聞きたくなったらフルトヴェングラー盤やクレンペラー盤を聞けばいいのです。そう思っています。

ひょっとしたら、このCDに満足して他を聞く気が起こらないかもしれませんが(笑)

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