練習は裏切らない

数日前の読売新聞に奥野史子(シンクロナイズドスイミング、バルセロナ五輪ソロ、ヂュエット銅メダリスト)が書いた文章が載っていました。今回のチームで銅メダルを取った後に書かれています。

プールに出てきた8人を見た瞬間、涙が出た。私も井村コーチに指導を受けた一人だが、練習は本当に厳しい。
猛特訓に耐え抜いたものだけが持つ『練習は裏切らない』という自信が表情に出ていた。
『よくこの境地にたどり着いた』と感動し、メダルを確信した。
    (以下省略)」

リオ・オリンピックの期間中、過去のオリンピック選手がコラムを書いていました。新聞やネットで僕が読んだ中で、奥野さんのこの部分は出色の文章ですね。何度も読み返しています。

「練習は裏切らない」はよく言われることですが、奥野さんはその前提に「猛特訓に耐え抜いたものだけが持つ」を挙げています。

ここがポイントですね。ただ、練習は裏切らないと言っているわけではありません。練習のレベルが違います。

TVで井村コーチの特訓の様子は断片的に放送されます。そのわずかな放送時間でも凄まじさは伝わります。壮絶とも限界を超えるとも形容される練習が連日何時間も行われるわけです。リオに向けた強化選手の中には辞退した人もいたと聞きます。そういう背景を知って、奥野さんの言葉を読むと、その重みをずしりと感じます。

さらには、練習は裏切らないという自信、この「自信」という言葉もポイントですね。


「よくこの境地にたどり着いた」
これは経験したものにしかわからない言葉ですね。経験してみたいものです。ハッキリいって無理ですけどね(笑)

深読みすると、井村コーチが外国のコーチをしている間、そういう境地にたどり着いた選手がいなかった。2年前に復帰したけれども、その境地に達するには相当の距離があった。オリンピックになんとか間に合って、ようやくたどり着いた。よくぞここまで来てくれたかという安堵感があるかもしれません。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

よんちゃん

Author:よんちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード