自助論とは

月曜から水曜までハードな3日間でした。空き時間のほとんどは、ごろりと横になっていました。

前回の「自己啓発病」社会の続きです。

宮崎さんは
「『自助論』は近年、曲解が甚だしく、一部の新自由主義的立身出世主義者たちのバイブルとなってしまった残念な本です」と
言っています。(P125)

じゃあ、宮崎さんは自助論をどうとらえているのか? エッセンスのいくつかを紹介しています。(P76~85)

・ 自助は利己ではない

日本では個人主義と利己主義が混同されがちですが、スマイルズは「個人主義による自助」と「利己主義による自助」は違うと言っています。

自助は利己でない以上、他助あるいは相互扶助と矛盾するものではない。

・ 自助は相互扶助と両立する

みずから助けること(自助)を尽くそうとすれば、そこには自然に、他人を助けること(他助)、おたがいに助け合うこと(相互扶助)が含まれるのである。

・ 自助は成功のためではない

・ 自助とは人格をつくることである

・ 自助とは個人の尊厳を打ち立てることである

さらにこうも言っています

・ スマイルズの最終目的は自助によってもたらされる「利他」であり「共助」である (P126)


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No title

自助は行動することが伴うのでしょうか、私はその根本は自分を大切にすること、自分を愛することが、いい社会にしていくために必要なことだと思います。スマイルズの本は読んでいませんが、彼の採集目的は理想の社会を築くことなのでしょうか。

読もう!

丹後のきんちゃん さん、こんにちは。

何年も前に竹内訳「自助論」は読みましたが、中村訳の「西国立志編」は読んでいません。なので、スマイルズの言わんとすることはわかりません。
いまのところ宮崎学のいうところでおおよそ理解しています。

宮崎さんの本をよんでスマイルズに興味を持ちました。最低でも「西国立志編」を、できれば原書を読んでみたいと思います。そうすればスマイルズの言わんとすることがいくらかわかると思います。

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