美について

人はみな、美についてあまりに軽々しく話す。

適切な表現を考えることもせず、安直に美しいといい、美が持つ力を失わせてしまう


と、モームは「月と六ペンス」のなかで書いています。(P234)

ドキッとした言葉でした。拙ブログで、音楽を聞いて感じたこと、自然の風景を見て感じたことなど、どう表現すればいいか考え込むことがあります。ほとんどの場合、適切な表現がなくて安直に美しいとか、それに類似した表現を使ってしまいます。

モームが、僕に直接「おまえは、美について~」と言ってきたように感じたのです。

その後、僕の中から様々な言い訳の言葉が湧いてきましたが・・・



モームは続いてこう書いています。

人々に美しいと評された対象は、多くのありふれた美といっしょくたにされ、本来の重要性をなくしてしまう

人々はドレスを、犬を、牧師の説教を美しいという。そのくせ、いざ本物の美を前にしたときには、気づかずにいる。
見解の軽薄さをごまかそうと、口先ばかりの美辞麗句を並べた結果、自分たちの感受性を鈍らせてしまうのだ。
たまに感じるだけの霊的な力を大げさに言いたてる詐欺師と同じで、乱用して効果をうすれさせてします」 (P234)


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