マルクスと廃藩置県

マルクス主義が廃藩置県の根底にあった。

と書けば、皆さんびっくりするでしょ(笑)
ウソですよ。最近読んだ本を2つ並べただけです(爆~)


まずは「若者よ、マルクスを読もう」 内田樹、石川康弘 著

共産主義には嫌なイメージがあります。
大学を卒業して就職した職場が、組合運動の大変活発なところでした。政治思想の何も知らないうぶな社会人1年生、誘われるままに労働組合に入りました。(組合でも共産党系と社会党系とありましたが、そこは共産党系でした)
そして、あるとき「労働学校」みたいなものがあって、学習会に行かないかと誘われ、行くことにしまいた。
そこで、名前は忘れましたが大学教授が、マルクス思想の入門講座をしていたのです。さっぱりわかりませんでしたが、疎外とか搾取といった用語は記憶に残りました。

組合活動に疑問を持つようになったのは、あることがきっかけでした。ほぼ全員が組合員という場へ管理職がいて、ある問題をめぐって、管理職を吊し上げしていたのです。手は出ていませんでしたが、言葉の暴力が凄かったです。

思い出話はそんなくらいにしておいて・・・
とにかくいろいろなことがあって、共産主義のおおもとであるマルクスに敬遠するようになりました。


ところが、僕のお気に入り作家である佐藤優内田樹が、マルクスについて書いている文を見つけ、読んでみると、何やら不思議な気がしてきました。

佐藤さんは、資本主義の内在論理を知るには絶好のテキストだと言っています。
内田さんは、マルクスを読むと頭がよくなると言っています ↓
角川ソフィア

それならばというので読んでみました。

難しいです。

マルクスは「彼以外の誰もしなかったような仕方で世界を解釈してみせました。マルクスがいなければ、世界は『こんなふう』に見えるということを僕たちは知らなかったでしょう。マルクスは世界の新しい見方を人類に『贈り物』として差し出したのです」 (P12)
とあります。

そうか!と思って、挑戦したのですが、チンプンカンプンでした(苦笑)


ただ印象に残った箇所がいくつかあります。そのうちの2つを紹介します。

疎外された労働とマルクス言いますが、産業革命後の工場等で働く人々の劣悪は労働実態があって、そこで出てきた言葉なんです。本書には事例が紹介されています。現在の日本で、劣悪な労働環境としてTVにニュースになったりすることがありますが、そんなもの可愛いものですね。ほんと凄まじいです。病人や死者がごろごろ出てもおかしくない環境です。これを見て、知って、マルクスは叫び声をあげているのです。
これは知っておくべきですね。



マルクスの目指すものは
「人間による人間のための人間的な本質の現実的獲得としてのコミューン主義」です。

これ、何かと似ていませんか(笑)

リンカーンがパクったのでようか?
マルクスがこの言葉を書いたのは、リンカーンの演説の20年ほど前です。




長くなりましたね。「廃藩置県」は次回にします。


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No title

こんばんは。

僕も共産主義者ではありませんが、マルクスの労働者の立場に立った考え方の中には、共感できるものがあると思いました。

マルクスについてのブログの記事を書いたこともあります。

もし、機会がありましたら、常時公開していますので一度アクセスしていただけたら幸いです。

マルクス

大川原英智さん、こんにちは。

マルクスの記事は一度拝読しましたが、先ほど再読させていただきました。

記事から受ける印象が違いましたね。
前回はサラッと流したという感じですが、今回は「若者よ~」を読んだおかげで、よくわかる部分と共感できる部分が大幅アップしました。


今後、マルクス本人の著作物はよむことはないと思いますが(あまりにも難解なので・・・)、佐藤優の書いた本は読んでみようかなと思っています。
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