分けて書く

大学の授業でだったか、若かりし頃の職場の先輩だったか、誰に言われたか忘れましたが、

「事実を書くところと、考察や意見を述べるところを、はっきり分けて書かないといけない」

と言われました。
たとえば観察対象になるものや、仕事の記録で、「〇〇だから、△△だったのだろう」と予断や解釈を交えて事実の部分を書いてはいけないということです。「△△だった。それは〇〇だからと考えられる」というように書かないといけないのです。

今読んでいる本で、そのことを思い出させる箇所にぶち当たりました。

科学的論及をしている箇所と価値判断をしている箇所、悟性に訴えている箇所と感情に訴えている箇所を分けて書き、読者、そして自分自身に区分がはっきり分かるようにすること

それから、こんなことも書いてありました。

『価値規準』を明確にしないまま批判すると、『価値規準』に基づく批判なのか、事実認識に関する批判なのかわからなくなる

このあたりを読んで、冒頭のことを思い出したのです。

懐かしさとともに、今僕が文章を書くと言えば、ブログがほとんどなので、気をつけて文を書かなければいけないなと思った次第です。


最後にこの本の筆者の警句を。

事実の部分と、自らの『価値判断』をはっきり分けて書くというのは、決着しようのない、不毛の論争を避けるための大前提である。 (中略)

日本の“一般人向け人文書”やジャーナリズムの文章にはそうなっていないものが極めて多い

読者には、そういう事実と価値が混在した文章を“著者の熱意が伝わる生き生きとした文章”として好む傾向がある。 

ウェーバーの苦言は、(“生き生きした文”がネット上を飛び交う)現代日本に生きる私達にとって、決して他人事ではない」


引用は全てこの本です↓
マックス

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