映画「武士の家計簿」

映画「武士の家計簿」を見ました。
家計簿2

原作を読んだのが今年の2月で、ブックレビューを3月に書きました。半年ほどたって映画を見たわけです。だいぶ記憶が薄れてきましたが、原作と映画ではかなり違いますね。

ここでは映画と原作の違いをあれこれ言うつもりはなく、逆によくぞ映画にしたなと感心するばかりです。
だって原作は新書ですよ。学術的な内容を一般人向けに書いた本ですよ。小説ではないのです。

原作の著者は磯田道史。タイトルは著 「武士の家計簿 ―『加賀藩御算用者』の幕末維新」 (新潮新書)です。

御算用者(おさんようもの)というのは経理担当者です。その猪山家の家計簿を磯田さんが古書店で見つけ、それを基に「武士の家計簿」を書きました。
武士の家計簿というのは大変珍しいようです。そういう意識がないのか、家計を気にするのは武士の恥と思っていたのか、そのあたりはわかりません。いずれにせよ家計簿というのがないため、武士の暮らしぶりがよくわからないのが実情です。

だから磯田さんが猪山家家計簿の発見と、武士の暮らしぶりを著してくれたことは画期的なことであり、ありがたいことです。

家計簿1

そういった内容の著書に彩りを加え、幕末の暮らしぶりを生き生きと描き出したのが映画「武士の家計簿」と言えるでしょう。
面白かったし、味わいもありました。
俳優陣も素晴らしい。


映画作成にあたって監督と脚本でどういう話がなされたのでしょう? そちらに興味があります。
原作の方は年代を追っていけるのですが、あくまでの新書です。小説のようなストーリー性やエンタテイメント性がありません。映画はその両方が必要でしょう。そこをどうやって埋めていったのか?というより創っていったか?

創ったというより想像力で埋めていったと言えるかもしれません。

ここで一つ仮定ができます。違う映画監督と脚本家が「武士の家計簿」の映画を作ったらどうなるか?
全然違うものになるでしょうね。3本作れば3本とも全く違うものができるような気がします。


音楽は大島ミチル。素晴らしいです。特にピアノ曲はよかった。
大島さんの曲は吹奏楽編曲で何曲かしました。曲は忘れましたが(苦笑)


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マンガの実写化が少なくない昨今で新書が原作の映画ってホント珍しいですね。筋書き云々よりもコンテンツの面白さが良かったのでしょうね。

コンテンツ

わんわんわんさん、こんにちは。

>コンテンツの面白さが良かったのでしょうね<
なるほど!
たしかにそんな感じがします。

磯田さんの文はわかりやすく猪山家の生活ぶりを伝えています。そこの何かが映画監督の直観に訴えたのでしょうか?
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