女のいない男たち

村上春樹の短編は読みにくいものから読みやすいものまであります。

読みやすさの基準は主観的なもので、ぼくにとって読みにくいのは、不思議な世界が描かれているからです。村上さんの想像力についていけないのです。僕のイマジネーションのなさが原因かもしれません。
それに対し、今回読んだ「女のいない男たち」は読みやすいです。

ハルキ・ワールドというのでしょうか(?)、こちらの世界とあちらの世界の両方が描かれていて、両者の壁が薄く(?)いとも簡単に行き来できる、そういう設定で書かれた小説は時に読みにくくあります。
今回の短編集「女のいない男たち」では、「木野」というタイトルの小説の後半がそうです。それから本のタイトルになった同名の小説も抽象度が高いです。それ以外は、日常あるような設定になっています。だから読みやすい。

     女のいない

    ↑ 表紙の絵は「木野」をモチーフに描いています。

昨年「文藝春秋」12月号に短編が収録され、翌年3月号まで続きました。
12月号の広告が新聞に出た時、珍しいことだったので、ついつい買ってしまいました(笑) こういった月刊誌を買うのは僕にとって珍しいことです。
1月号の広告に、村上春樹の短編とあったので「おやっ?」と思い、2月号の時は「たぶんのまとめて単行本としてでるな」と思いました。
そうした作品が4つと別の雑誌に掲載されたものが1つ、短編集出版にあわせて書き下されたのが1つ、計6作品が収められています。

コンセプトは“女のいない男”。

それぞれ中年の男性が主人公、魅力のないもてない男ではありません。ただ現在妻ないしは付き合っている女性がいないのです。

どうでしょう、男性陣の共感の呼びそうな内容かな(笑)

それとも女性のハートをつかむかな???



わりと短期間に同じコンセプトで6作品も書いたのは
これのせいかな?

koisikute.jpg

村上さんが訳した恋愛短編小説集です。翻訳の過程で、いろいろと内にたまってきたのでしょうか?
と勝手に想像(笑)
ところでこの本、買うのは買ったのですが、まだ読んでいないんですよ(苦笑)


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