ロシア帝国主義

4月になったら、しばらく本は買わないつもりでした。しかし、オオッ!と思う本があればやっぱり買ってしまいます(笑)

佐藤優の「外務省に告ぐ」です。

外務省


日本のインテリジェンスにおいて、分析や意見を聞くに値する人がどれほどいるでしょうか?

僕は手嶋龍一佐藤優が信頼できると思っています。


「外務省に告ぐ」の最初は「ロシアになめられ、北方領土を失う日」、2010年11月、メドベージェフ大統領(当時)が北方領土を訪問したことに関しての分析と処方箋が書いてあります。

ロシアの声」というHPがあります。ロシア国営ラジオ放送の日本語版HPがあるのです。

「最近、ロシアは日本に対するシグナルを「ロシアの声」の日本語放送で流す」(P18)というのです。それを読んでいれば、メドベージェフの北方領土訪問のシグナルを受け取るのは簡単だったのですが、当時の欧州局長やロシア課長は、訪問の可能性はゼロ、全くないと思っていたのです。

その他いろいろと書いてありますが、外務省の情報分析能力の低下に佐藤さんは愕然としています。

外務省の現状(2010年秋)がこのようであるならば、タイトルにあるようにロシアになめられて、北方領土の可能性がゼロになってしまうと思いました。

しっかりしてくれ!
そう叫びたい。焦るような気持ちで。



クリミア半島問題でのロシアについて、以下にある佐藤さんの視点で考えるとより深くとらえられるような気がします。

「ロシアはソ連と異なり、共産主義に基づく世界革命の野望は持っていない。

ただし、ロシアは帝国主義国だ

まず、相手国の立場を考えず自国の要求を最大限に表明する。これに対して、相手国がひるみ、国際社会も沈黙するならば、ロシアはそのまま権益を拡大する。

相手国が激しく反発し、国際社会からもひんしゅくを買い、結果としてロシアの国益が毀損されるような状況のときだけ、妥協し、国際協調に転じる」 (P27)


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