のっぺらぼう

山本周五郎長篇小説全集の表紙の絵について。

人物が描かれている場合は、目鼻口がありません。つまりのっぺらぼうです。

第1巻は「樅ノ木は残った」上巻で、仙台城が描かれていました。
第2巻で、顔のない絵を見てびっくりしました。

樅

写真で拡大してあるので大きく見えますが、実際に本を手に取ってみると小さいので、あまりよく見えません。
原画のサイズがどれくらいなのかわかりませんが、本の表紙に描かれたサイズとあまり変わらないのであれば、目鼻口を描くのは至難の業でしょう。まさに細密画の世界です。

実際に描かれたとしても見にくいです。顔が真っ黒に近くなって表情を読み取ることは非常に困難になるでしょう。

こういった技術的あるいは実際的な問題から、のっぺらぼうにしたのでしょうか?

それとも、あえて描かないことで、読者の想像力を喚起しようとしたのか?



「さぶ」の表紙ですが↓

さぶ02

髪の毛の乱れがリアルですね。さぶの苦しみや悲しみが伝わってきます。


狭いスペースにぐちゃぐちゃと描くより、何もない方がいいかもしれません。

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