子どもの本(2)

「子どもの本といって侮ることなかれ」

とは言っても、ピンからキリまでありますからね(笑)
やはり面白くないもの、しょうもないものもあります。

もう一つ、先日引用した河合隼雄の言葉から「たましい」について・・・
現実が多層であることを反映して、子どもの本もいろいろあって当然である。
私はここで、子どもの本はすべて“たましい”は関係しているとか、関係すべきだなどと主張しているのではない」  (「子どもの本を読む」P36)

以上補足です。


河合さんの影響で子どもの本に興味を持ちましたが、読書のすべてをそれで占めようなんて思ってもいません。せいぜい1割、多い時で2割ぐらいでしょう。

じゃあ読むとしたら何を読むか、無数に出版された本をすべて読むことはできません。
道標が必要です。それが河合さんの推薦図書です。
リストアップされたものはありません。「子どもの本を読む」と「ファンタジーを読む」で取り上げれらた本から選びます。



ここからは追加情報です。

さきほど引用した文に「現実が多層である」とありました。
それに関連していくつか引用します。 (すべて「子どもの本を読む」の序章に書かれた言葉です)

「現実というものはきわめて多層的であり、それはさまざまな真実を包含していると考えられる」

「大人たちの現実認識があまりにも単層的で、きまりきったものになる

「大人の目は、常識というものによって曇らされている

それに対し

「子どもたちの透徹した目は、異なった真実を見る」

「現代において、子どもは大人の見失っている真実を見る」

しかし、子どもは言語表現において困難な面があります。

「ここに児童文学の存在意義が生じてくる。子どもの目をもって、ものを見つつ、言語表現によって表現することが、その課題なのだ。
それは大人にも通じる言語表現を用いることと、子どもの目によってものを見ることと、その葛藤を克服してゆくことによって表現される」

そうしたことをふまえて、河合さんは子どもの本を定義しています。

「『子どもの目』の輝きを失うことのない大人のの書いた本」




そして

「『子どもの目』は確実に大人の見落としている『たましい』の現象を捉える」

と言っています。
つぎはぎだらけの引用でしたが(苦笑)、これで「子どもの本」と「たましい」がつながりましたか?


頭の中に?マークをいっぱい並ぶようでしたが、河合さんの本を読んでもらうしかないですね。僕の国語力では無理です(爆~)


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