蝉しぐれ

たぶん藤沢周平だと思います。

時代小説がお好きな方で、藤沢ファンは多いと思います。僕は遅まきながら、今になって読んだ次第です(苦笑)

蝉しぐれ」は7月に買っていたんですね。書店で目にしたのは、近隣の高校が夏休み課題図書の1冊としていたから。定番の本に交じって様々ありましたが、なぜかしら目についたのです。

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読んでみて、藤沢周平は「静の人」かという印象を受けました。

「蝉しぐれ」そのものより、作者その人に関心がいきました。
そして歴史小説あるいは時代小説作家を、「動」と「静」で分類するということを思いつかせました。

これまで、そんなこと考えもしなかったのです。

それほどに、この小説の静謐な雰囲気が際立っていたのです。

主人公牧文四郎15歳の時から物語が始まりますが、剣術の修行や重要な対外試合、藩内のいざこざで発生した館襲撃事件等派手な場面もありますが、それでも静謐さが基調にあるのです。


話が飛びますが、「蝉しぐれ」の世界は武満徹を想起させました。
すみません、武満はクラシックの作曲家です。彼の作品において、激しい部分があっても静謐さは失われません。
武満作品を、ここ1,2年聞いていないのでなんとも言えませんが、「静」という点で共通しているような気がします。


今は、たった1作だけの印象で書いていますが、今後どんどん読んでいくと、変わっていくかもしれません。


・・・ということで、読んだ本については書かず、プチ作家論になりました(笑)


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『蝉しぐれ』

この作品に武満徹を連想するというのは、よくわかります。イメージがかなり近いかも。他の藤沢作品には、ユーモラスなものもありますので、イメージのずれも大きくなりますが、『蝉しぐれ』はかなり近いイメージがありますね。

藤沢作品

narkejp さん、こんにちは。

なんとなく武満の世界に近いのではと思ったわけですが、まあ的外れでもいいやと軽い気持ちで、記事をアップしました。

>イメージがかなり近いかも<
そう言っていただくと、的外れでもないんだなと安心します。

>他の藤沢作品には、ユーモラスなものもあります<
ふむふむ、そうなんですか。

それも楽しみにぼちぼち読んでいきますか(笑)
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