省益

「小説ヤマト運輸」に関連した内容です。

暑いのに堅苦し話になりますので、いらないと思われた方はとばしてください(笑)


数週間前、書店でたまたま目についた本があります。

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム」(角川ソフィア文庫)
著者はカレル・ヴァン・ウォルフレン。

日本権力構造の謎」という本が1990年に出版されて話題になりました。僕は読んでいませんが、本のタイトルと著者名だけは記憶に留めました。
なので「いまだに~」を見て、著者名におおっ!と思い、タイトルにう~んと唸って、買うことにしました。

硬派の本で、軟弱な僕には厳しい(苦笑)
一日数ページしか進みません(悲) 

でも内容は深く、読み応えがあります。そして外国人の目をして気づく日本の姿が書かれています。
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「小説ヤマト運輸」に
「いまの霞が関というのは本当にひどい。“省益あって国益なし”というが、最近は省益どころか局益です
という言葉がありましたが、それに関連した言葉を「いまだ~」から抜き出すと

こうした官僚たちは自分たちが本気で国益を考えていると思っている。
この事実は重要である。彼らは大真面目にそう信じている。
しかし彼らが言う国益とは、自分の省庁の立場から解釈したものにすぎない
」(P97)

さらに続けて

「彼らは日々の活動のなかで、国にとってなにが望ましく、政府組織にとってなにが有利なのかの見分けがつかないのである。
そしてたとえどんなベテラン官僚であっても、両者の間に違いがあることが理解できないのだ

こんなことも書いてあります。

「日本の役人たちは、彼らが所属する省庁にとって最善なら、日本にとっても一番いいと当たり前のように考えている」 (P98)


これらの箇所を読んで、思わずため息をつきました。
問題の根は相当深いようです。


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No title

役人天国っていうのはとってもアジア的思考ですよね。

No title

わんx3 さん、こんにちは。

>役人天国っていうのはとってもアジア的思考ですよね<
なるほど・・・

どうにかならないものですかね。

何か意識変革への突破口はないのでしょうか。
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