監督の器

ノムさんの「監督の器」を読みました。

これまで何冊もノムさんの本を読んでいるので、これどこかで読んだぞというところがいくつかありますが、そこに目をつぶれば良質の本と言えるでしょう。

それにしても実名でズバズバものを言っていますね。言われた方が該当箇所を読んだらどんな気持ちになるのだろう、と危惧するところもあります。まあ年齢と実績、そしてゆるがない自信から、どう思われてもいいと思っているのではないでしょうか。
書き方がまずいですね(苦笑)批判ばかりではないですよ、褒めているところや好評価しているところもしっかりありますよ。

年齢といったついでに書くと、この本の最後あたりを読んでいて、なにか遺言的な本になるのではという思いがよぎりました。(本人はかくしゃくして元気ですから大丈夫でしょうけどね)

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本書に述べられている人材のなさへの危機感には大いに賛同します。監督やコーチの人材難、大変ですよね。
また、監督選出の経緯も実力じゃなくて、人脈や情実から決まるという現実、嘆かわしいですね。

話は変わりますが、サッカーはコーチや監督になるのにライセンス制をしいています。それは日本の野球界にも必要じゃないでしょうか。これ、僕の意見です。

コーチ経験なして、監督になるのは無謀です。

ノムさんがいつも言っている「組織はリーダーの器以上に伸びない
名言ですね。日本のプロ野球の発展には「いい監督」がたくさん必要です。


この言葉、野球以外にも通じますね。吹奏楽にも言えると思いますよ。
僕なりにアレンジすると「音楽は、指揮者の力量以上の演奏は奏でられない
僕の実感から出てくる言葉です。


本書には、ノムさんが師として敬愛する草柳大蔵とのやりとりが紹介されています。
懐かしい名前です。何冊か読みましたが、とんと遠い存在になっています。評論家って、生きているうちは読まれるけど、亡くなるとだんだん名前が忘れられていくんですね。
ごめんなさい、余談です。

草柳さんが、ノムさんに「本を読みなさい」と勧めたとことや、「生涯一捕手」という言葉も、草柳さんとの会話から生まれたエピソードが語られています。
ノムさんが42歳のとき、現役を続行するかどうかで悩んでいるときに、「フランスの首相は80歳を超えてからロシア語のABCを勉強している。禅には生涯一書生という言葉もある」と。そこでノムさんは忽然と悟ったいう内容です。

いい話ですね。


「生涯一書生」を座右の銘にでもしようかな(笑)

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