拾い集めて

橋本市長が発言を撤回しましたね。

彼は、「本当に申し訳ない」と、人間として深く反省しているでしょうか。
そうは思いませんね。

弁護士時代、どういう仕事ぶりをしていたかしりませんが、僕が勝手に思うに、受け持った裁判に負けたのと同じような感覚でいるのではないでしょうか。敗因を分析し、次回同様のことで言動する際はどうすればいいか考えている。さらに大きな波紋を呼び、批判にさらされた現状も分析している。

さてどうでしょう、この分析は。大外れしてないと思うのですが(笑)



本題です。先日書いた「司馬遼太郎 リーダーの条件」の続編です。
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この本の最後の章に、鴨下信一が「『竜馬がゆく』『坂の上の雲』に見る指導者の条件」という小論を書いています。

この冒頭に
「教科書のような歴史ではなく、いわば歴史の片隅で語り継がれ、書き伝えられてきた小さな『話』を、落穂拾いのように丹念に集めて、日本人の壮大な『物語』に仕立てるのが司馬遼太郎の特色ある仕事であり、芸だった
とあります。

これを読んで「まさにそう! そうなんだ!」と大いに頷きました。

昨年から「翔ぶが如く」を読んでいて、ようやく文庫本全10巻の最終巻までたどり着きました。

征韓論から西南戦争をメインにした小説ですが、実に様々な史料から「話」を蒐集して、「物語」に埋め込んでいます。
これだけ史料を読み込んでいる小説家がいるだろうか、学者でもこれだけの史料をカバーしている人がいるだろうかと思わせます。(学者はわかりませんが、作家ではいないでしょう)

さらに埋め込みの作業が素晴らしい。鴨下さんは「芸」と呼んでいますが、まさにそうですね。小説として散漫になることはなく、逆に幅広さと深みを与えているのです。


今、いい言葉が浮かんできました。

正鵠を射る

です。


鴨下さんの言葉は、司馬さんの歴史小説の正鵠を射ている。

(カッコいいな。まとまりのない文章だけど、自己満足したところで終わりにしましょう ・ ・ ・ 笑)

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