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Chariots of Fire

「Chariots of Fire」を見ました。日本語タイトルは「炎のランナー」。

若かりし頃一度見ていたので、2回目となります。1回目のときはどんな感想をもったか覚えていません。しかし、いくつかのシーンを覚えていたので、それなりによかったのだと思います。

今回は、それなりに人生経験をつんだのと知識が増えたのとで、感銘深いものがありました。

西洋ものを受けとめる際には、キリスト教とその知識が不可欠という意識が常にあります。(信仰の有無は別にして)
「Chariots of Fire」は、パリ・オリンピックに出場した実在の二人のランナーを描いています。ユダヤ人のハロルド・エーブラムスと、スコットランド人宣教師エリック・リデルです。

西洋におけるユダヤ人差別のことを念頭にエーブラムスの言動を見ると、いろいろと感じることがあります。
またプロのコーチの指導を受けていることに対する、アマチュアリズムからの説得に対抗する場面は見ごたえがあります。

リデルは100mの選手ですが、予選が日曜日になることを知って悩みます。敬虔なキリスト教徒である彼は安息日は守らなければならないものでした。つまり日曜日の出場してはいけないことになります。
出場しないことに対して、イギリスは皇太子その他が国家として立場から出場するように説得します。リデルは拒否をします。
「国家と個人の信仰」という重いテーマが描かれているわけです。

「国家と人命」ということで、その相剋をいい感じ描きつつも、最後でこけてしまった『海猿』と比べ、『炎のランナー』は重みと深さをしっかり描けていると思いました。


Chariots of Fire”というタイトルですが、wikiに次のような解説が書いてありました。

ウィリアム・ブレイク(1757~1827)『ミルトン』の序詩"And did those feet in ancient time"からとられている。詩では "chariot of fire" と単数形。ブレイクがモチーフとしたのは、旧約聖書『列王記』においてエリヤが炎の戦車(Chariot)に乗って地上を見下ろすシーンである。

以下は詞の抜粋である。
Bring me my bow of burning gold!    
Bring me my arrows of desire!      
Bring me my spear! O clouds unfold!  
Bring me my chariot of fire!

わが燃えたぎる黄金の弓をもて
欲望の矢を、槍をもて
雲よ散れ
わが炎の戦車をもて

以上。


なんで今になって『炎のランナー』を見ようと思ったのか。
端的にいうと、ツタヤ・ディスカスの無料お試し期間であるから(笑)
20100727085125e5a.jpg

そもそもの始まりは、昨秋我が吹奏楽団が、これの吹奏楽版を演奏したから。
ヴァンゲリスの作曲したテーマ曲は最高ですね。
映画封切りの頃、よく聞きましたし、ずっと好きな曲でした。ロンドン・オリンピックの開会式で、Mr.ビーンのパフォーマンスは記憶に新しいところですが、これがきっかけになって吹奏楽編曲がなされました。それを演奏することになったのです。

練習でやりだすと、どうしても映画が見たくなります。一度見たらそれっきりという映画もありますが、『炎のランナー』は再度見てみたいと思いました。若かりし頃では感じ得なかった深みがわかるという確信があったから。事実そうなりました。


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